関東大学ラグビー・対抗戦「早稲田」対「明治」<副音声はルール解説> 2015.12.06


生字幕放送でお伝えします≫満員に埋まりました東京・青山の秩父宮ラグビー場。
関東大学ラグビー対抗戦今シーズンの最終日を飾ります伝統の一戦、早稲田対明治。
91回目を迎える早明戦です。
曇り空、冷たい空気に包まれた中大勢のファンがこの秩父宮のスタンドを埋めています。
今年の早明戦解説は元日本代表フッカートップリーグ、サントリーの前のゼネラルマネージャーをお務めでした坂田正彰さん。
両チームの情報、早稲田が大坂明治が筒井の両アナウンサー。
実況は私、冨坂です。
坂田さん、よろしくお願いします。
まず、早稲田の選手たちがロッカールームから出てきました。
大正12年に始まった伝統の定期戦です。
そしてこちらは明治。
現在、早明戦は早稲田の2連勝中。
なんとしても勝ちたいという明治の思いも強いものがあります。
対抗戦は今日が最終日です。
明治、現在5勝1敗。
帝京がすでに5連覇を決めていますが明治、今日、勝てば帝京と並び3年ぶりの同率優勝が決まります。
並行して慶応と青山学院のゲームも行われております。
その結果上位5チームが来週から始まる大学選手権のセカンドステージへと駒を進めます。
大正12年に始まって今年が91回目の定期戦。
早稲田52勝、明治36勝2つの引き分けで迎えています。
大きな歓声と拍手が両チームの選手たちを迎えます。
この一戦を迎える特別な思いというのは昔も今も坂田さん変わらないですね。
≫そうですね。
≫では両校の校歌に乗せて今日のフィフティーンをご紹介してまいりましょう。
まず早稲田、大正7年の創部です。
4シーズン目の指揮を執っている後藤監督の姿をカメラはとらえました。
対抗戦優勝、過去22回。
大学選手権優勝15回。
社会人に勝って、日本一も過去4度成し遂げている早稲田。
今度は3年ぶりの対抗戦同率優勝を目指す明治のフィフティーンです。
3シーズン目の丹羽監督が今年も指揮をしています。
早稲田に勝って3年ぶりの同率優勝を決めたい明治、中村キャプテンです。
両チームのキャプテンに今日の伝統の一戦について話を聞いています。
≫やっぱり、下馬評では明治のほうが有利だと言われている。
それは仕方ないと思いますし。
でも早明戦という伝統の大舞台ではやっぱり下馬評は関係ないと僕たちは思っているので。
一生懸命戦って、早稲田が勝利をつかみたいと思っています。
≫明治大学に入って早稲田を倒したいという思いで明治大学に入ってきた選手も多いと思うのでしっかり、そういう伝統というのを感じながらプレーしたいと思います。
去年の先輩も、おととしの先輩も負けて卒業されているのでしっかり今年は勝って自分たちは卒業したいなと思います。
≫という両キャプテンのインタビューをお聞きいただきました。
解説、坂田正彰さんです。
対抗戦ここまでの戦いぶりを見ますとやはり明治のほうが内容的には充実しているかそんな印象のシーズンですが。
≫本来の明治の形ですね。
それにプラスアルファバックスが充実してますので。
彼らがいろんなところから攻撃できますからそういう意味では明治は充実しているんじゃないでしょうか。
≫とはいえ、早稲田の岡田キャプテンの言葉にもありましたが過去90回の歴史の中で前評判を覆す結果というのが何度もあったのがこの早明戦です。
≫ですから、本当に最後のホイッスルが鳴るまで何が起こるか分かりませんので。
非常に引き締まった顔をして岡田キャプテンは臨んでますね。
≫すでに両チームとも大学選手権への出場は決めています。
今日の早明戦、レフェリーです。
早明戦の笛を吹くのはこれが2度目となる工藤レフェリーです。
アシスタントレフェリーは藤内さん、小堀さん平栗さんの3人です。
前半、左に陣を取った早稲田右が明治。
早稲田、52勝明治、36勝。
2つの引き分けで向かえた今年91回目の早明戦です。
前半のキックオフ。
早稲田にペナルティーがありました。
ノットロールアウェイ。
タックルをしたあとは速やかにそこから離れなければなりませんが相手のボールの出を邪魔をしたという反則です。
まず最初の反則早稲田にありました。
明治は、ここは自陣の22mライン上からタッチキックに出て陣地を前にというところです。
まずは、陣地の取り合い。
≫そうですねエリアをしっかりととってそこから攻めたいという意思がありますね。
≫ラグビーの1つの戦術の要素でありますこのエリアですね。
陣地をどこまで進めるかというのが1つ戦い方のポイントです。
ターンオーバー。
早稲田、ボールを取り返した。
ここは前進しました。
早稲田が再び明治陣に入ってきました。
2年生の横山ロングキックが持ち味ですね。
≫今の場面でも早稲田も回そうかそれともエリアをとろうかと判断がありましたが最初の前半10分ぐらいはどうしてもエリアをしっかりとっていくんじゃないですかね。
≫まずは手堅くという考え方でしょうかね。
早稲田は浅いラインを敷いています。
≫チャンスですね、早稲田。
≫アドバンテージ早稲田にみています。
早稲田が入ってくるがここで長い笛。
明治の先ほどのオフサイドをとりました。
≫今もターンオーバーのあと明治も焦らずにラインディフェンスをしっかりと整えましたので最後は、オフサイドがありましたけど非常に、お互いいい反応してますね。
≫ちょっと横山が一瞬ちゅうちょするのが先ほどから見られていますね。
明治の注目の2年生センターの梶村です。
去年1年生のときも早明戦に出場しました。
非常に強い選手です。
≫状況判断も非常に早い選手なのでアタックからディフェンスディフェンスからアタックの非常に判断が早くていい選手ですね。
ダイレクトですね。
≫ダイレクトにインゴールの外に出てしまいました。
ということで蹴った地点まで戻されます。
ここは痛いミスです。
≫そしてファーストスクラム。
≫両チームのまずフォワードのぶつかり合い。
平均体重明治は103.9kg。
早稲田は99.9kg。
1人あたり4kgの差があります。
坂田さんもフッカー第1列の出身。
このファーストスクラムはどうですかね。
≫ポジションもグラウンドのほぼ真ん中で問題ないポジションなので。
最初の駆け引きですね。
明治は仕掛けましたね。
≫早稲田にペナルティーがありました。
早稲田がスクラムを崩してしまいました。
この最初のスクラムで明治が…。
≫早稲田としてはここで、スクラムで優位に立ちたかったんですがナンバーエイトから後ろからの放り込みがあって明治の前に出る推進力ですね。
そこにちょっと頭が下がりました。
≫早稲田の後藤監督はまずセットプレー特にスクラムでどれだけやれるかというのをポイントに挙げていましたが最初のスクラムはペナルティーをとられました。
明治が再び早稲田陣に入ってきました。
早稲田、ボールをとった。
その前にノットストレート。
ボールが真っすぐ入らなかったという反則としては比較的、軽い反則になります。
相手ボール。
したがって早稲田ボールのスクラムでゲームが再開されます。
≫明治も今ペナルティーをもらったんですけど次のセットプレーでラインアウトでミスをしてしまうと自分たちのチャンスをみずからなくしてしまうのでここは連続して大事にとりたかったところですけど。
≫どちらも攻め込んでミスがあるこの立ち上がり。
今度は早稲田ボールの2度目のスクラム。
先ほど早稲田はペナルティーをとられました。
今度は明治に反則がありました。
≫今日の工藤さんは早めにペナルティーをとりますね。
≫両チームともに、スクラムを崩したという反則をとられてそして、早稲田は横山のロングキック。
また明治陣に入ってきました。
伝統的に明治はフォワードの強いチームですが今年はバックスでも非常に突破力のある選手が多い。
≫10番、12番、15番とボールを持ったら何をするか分からない選手が多いです。
どちらもセットプレーにここまでは苦しんでいる状況です。
スタンドオフの堀米のキック。
これはよく見ていました好タッチキック。
アドバンテージをもらっていましたがこれでオーバー。
アドバンテージはなくなりました。
≫お互いに今、ラインアウトでミスをしましたので。
ただミスは起こりますからそのあとのリカバーとして、より反応早く動き出すというのが非常に大事になりますからそういう意味では明治しっかりとカバーしましたね。
≫両チームのスタンドオフはともに2年生です。
明治の堀米、早稲田の横山。
ともに高校時代から何度も対戦してきたというこの2人が、同じポジションで対峙しています。
アドバンテージをもらっている、明治。
≫余っていますね、明治は。
≫回せばチャンスになる。
ここで早稲田に反則、オフサイド。
ちょうどゴールポスト正面で明治がペナルティーをもらいました。
≫今の盛田君非常にいい判断をしましたが少しちょっと早かったというレフェリーの判断ですね。
≫センターの盛田が出ていったんですがそれが反則を誘いました。
このペナルティー明治はペナルティーゴールを選択しました。
工藤レフェリーからペナルティーの注意がありました。
≫スクラムに関してもラインアウトでもなんでもそうですがレフェリーがゲーム中に選手と会話をしてくれると非常に選手も分かりやすいですからそれが今日は工藤さん非常に心がけてらっしゃいます。
≫ラグビーのレフェリーはただ単に反則を裁くだけではなくてゲームをコントロールするその役割も非常に大きなものを持っていますね。
最初のチャンス。
ペナルティーゴールを狙うのは4年生、フルバックの田村です。
お兄さんが日本代表で活躍した田村優選手。
きれいに決まりました。
前半10分、明治先制。
フルバック、田村のペナルティーゴール成功です。
お互いに攻め込んではミスを繰り返す展開の中でまず先手を取ったのは明治でした。
明治の丹羽監督です。
ご自身、明治のラグビー部員だった時代には早明戦には2度出場しています。
3年生のときスタンドオフ。
そして4年生ではウイングでした。
明治にノックオンがありました。
≫ラインアウトがしっかり、とれませんね。
≫セットプレーがお互いにいえることですが今ひとつ安定してきません。
なかなか攻撃の形につながっていかない。
≫ですから、取れない場合によくやるのは人数をかけたりとかあとは、スペースをもう少し、持ってとれるスペースをとることは大事になってきますのでリーダーがまたどういう判断をしていくかですね。
≫明治は今日この早明戦に勝てば帝京と並んで同率優勝。
対抗戦3年ぶりの優勝が決まります。
一方、早稲田のほうはスタンドオフ横山それから日本代表の藤田。
この2人が前の早慶戦から戻りさらにけがをしていたウィングの本田も戻って早稲田もだいぶ顔ぶれがそろってきました。
≫結構グラウンドが滑るんですかね。
非常に今、ポジションを変えてレフェリーが示してますが。
≫かなり秩父宮のグラウンドも下が少し荒れ気味になってきています。
今日けがから戻ってきた本田。
夏合宿で右の太もも裏を痛めて今シーズンは試合に出ることができませんでしたが今日が対抗戦の復帰戦です。
そして、日本代表で活躍していた藤田も戻り。
やはりけがからスタンドオフの横山も戻ったりほぼ1か月前に早稲田は帝京大学に大敗したんですがそのころとはチームの感触が変わってきています。
藤田に関しては明治も厳しいマークをしているでしょう。
≫2人、3人で止めないといけないという意識はあると思いますので。
いいですね、岡田君。
≫サイズも小さいですけど非常に前に出る意識がありますから。
≫フルバックの田村が手前のタッチに蹴り出しました。
≫早稲田は今見ていると前にボールを運んだ選手が早く2人目、3人目がフォローして、早い展開でボールを出したいと。
ただ、そこを明治が一生懸命止めているというような状況ですのでリズムが、もうちょっとよくなれば展開できるかと思います。
≫明治サイドからするとセンター、キャプテンの岡田それからスタンドオフの横山。
もちろんフルバックの藤田。
さらに、ナンバーエイトの背番号8をつけている佐藤。
この辺を明治としては止めていきたいそういう思いがあるようです。
そしてフォワードの核になりますナンバーエイトの佐藤穣司です。
≫彼も1年生からずっと早明戦。
日川、出身で。
≫山梨県の日川高校出身。
ラグビーは立っている選手しかボールに働きかけることはできません。
≫アドバンテージをとっています。
≫アドバンテージをもらっている早稲田。
明治に反則があったようです。
明治のオフサイドをとりました。
ゴールポストほぼ正面です。
6番の宮里!トライ!前半15分早稲田、逆転のトライ。
1年生、フランカーの宮里。
≫11番の山岡君ですか反応よくクイックタックルで出てきましたけど。
≫山岡はもともとスクラムハーフですが今シーズンはチームの事情でウイングを務めています。
動きがいいですね。
そして判断よく、この1年生の非常に身体能力が高いと後藤監督が評価しているフランカーの宮里。
早明戦初出場で初トライ。
≫本当に一瞬の判断ですけどね。
そこで、いい山岡君の判断がありそこにまた1年生の宮里君がよくつないだということですね。
≫前半15分でした。
早稲田の逆転のトライ。
トライをした地点の延長線上でコンバージョンキックを蹴りますのでかなり角度があります、横山です。
この人は飛距離はあります。
前回の早慶戦では終了間際逆転のペナルティーゴールを決めました。
右に外れました。
コンバージョンキックは不成功。
2点の追加はなりません。
しかし早稲田逆転5対3。
もう一度、見ましょう。
ペナルティーから…。
≫背中を見せて戻ったときですので明治は戻りきれませんでした。
≫最後は宮里が走りきりました。
明治は早稲田とは対照的に浅く蹴っていきます。
両チームにノックオンがあって最初にノックオンがあった早稲田。
明治ボールのスクラムです。
後藤監督です。
4シーズン目。
この後藤監督も現役時代は早稲田のロックとしてあの大学選手権の優勝メンバーでもあります。
早明戦も一度、出場があります。
≫前半17分になりますがちょっと早稲田のほうがずっと攻めていますので明治としてはディフェンスばかりやっていますので。
ここでボールをキープしたいところですが。
丹羽監督も非常に評価をしているナンバーエイトの松橋の大きな突破から明治がチャンス。
明治、チャンス。
ボールがこぼれた。
早稲田、ターンオーバーですがここで笛。
早稲田にペナルティー。
ラックの中のボールを手で扱ったという今のペナルティーですね。
≫非常にお互い反応はよかったんですが最後、ちょっとファンブルをしてしまいましたので…。
≫ナンバーエイトの松橋。
強いですね。
≫松橋君もサイズ的には180cm弱ですが常に正面からプレーするのでサイズ以上の破壊力を感じますね。
≫松橋がいった、飛び込んだ。
トライ!明治、逆転!≫今のラインも流れるんじゃなくてまっすぐゴールラインに対して垂直に走っていますのでディフェンスとしては非常にやりづらいですね。
≫明治、前半19分。
ペナルティーからまず一度フォワードフランカーの田中健太が突進。
すぐにボールを出して後ろからナンバーエイトの松橋。
明治のナンバーエイトといえば坂田さん過去、数多くの日本代表スター選手を生み出してきた花形ポジションではあります。
≫そうですね。
コンタクトも強くてボールスキルもある選手がたくさんいらっしゃいましたので。
今年は元サントリー明治OBの方がチームについているそうですね。
1対1のファイトコンタクトの大事さをじっくり学んできたそうです。
コンバージョンキック成功。
2点を加えました。
これで10対5。
明治が5点差とします。
その意識が生きましたでしょうかね。
≫そうですね。
やはりOBが自分たちの後輩に対して自分たちのカラーをしっかりと植え込むというのは伝統校ですばらしいことですね。
≫明治が逆転に成功。
ともに1トライずつ取り合っています。
10対5。
明治が5点リード。
前半ちょうどこの辺りが中盤です。
早稲田は深く蹴ってきますね。
≫ここで明治はしっかりと地域を取っていますので仕切り直しですね。
≫ハーフウェー付近まで陣地を戻しました。
ラグビーは1つ陣地をどこまで進めるか。
地域の取り合いというのも攻防の大きなポイントになります。
あとは攻め合い、守り合いの中でいかに数的優位を作り出すかということですね。
この2つをポイントにご覧いただくと分かりやすいかもしれません。
≫早稲田はボールの支配率が6割弱ありますので…。
≫前に落としてしまった。
前に落としてしまうとノックオンという比較的軽い反則です。
相手ボールのスクラムでの再開。
いわゆるハンドリングミスといわれるミスです。
≫ここで引きずらずにですね。
ミスはありますのでね引きずらずに今度はスクラムでフォワードがバックスのカバーをすることが大事ですね。
≫ここまで両チームのスクラムは、お互いにペナルティーがありましたがまだ優劣というところはどうでしょうか。
≫今はだいぶ落ち着いてきた感じですね。
相手にプレッシャーをかける場面とこのエリアであればまずはいいボールを出すと。
明治であれば画面手前のほうもスペースがありますので。
≫明治のバックスは両サイドに広がっています。
これはスローフォワードですね。
ボールを前に投げてしまってはいけません。
ラグビーは前進しなくてはいけないのですが前に進みながらパスは後ろに…。
平行から後ろに投げなくてはいけないというのがラグビーのルールです。
前にボールを投げてしまいました。
≫前に放ってしまいましたが今年のワールドカップでもそうですがゲインラインをどうとるかが勝負の分かれ目になりますのでそこのせめぎあいですね。
≫ゲインラインというのは要するに自分たちがどこまで地域を進めたか獲得した範囲です。
それをいかに進めるか。
≫そのラインよりも前に出るかというのが次の攻撃に生きてきますので。
≫明治、ナイスタックル。
梶村。
早稲田はボールを出しましたが後退。
後ろに下がってしまったことになります。
工藤レフェリーの笛があります。
≫ノックオンですかね。
≫アクシデンタルオフサイドです。
前方にいた、味方のプレーヤーと当たってしまったという。
これも比較的軽い反則です。
相手ボールのスクラム。
≫ここで早稲田はチャンスですね。
22mの内側に入りましたので。
≫早稲田がまだ大きなチャンス。
相手陣の22mライン。
両チームにありますがこの22mラインを挟んでの攻防というのがラグビーでは非常に重要となります。
今、22mラインよりも前に早稲田がいましたので早稲田、大きなチャンス。
≫ここでスクラム。
早稲田の千葉君ですね。
3番が前に出てディフェンスを下げるようなスクラムが組めれば早稲田の大きなチャンスになります。
≫早稲田の3番画面の手前に映っています千葉が前に出られるか。
いいプレーですね。
ボールを離してからすぐ取り直しました。
ここで笛。
オブストラクションがありました。
早稲田に反則がありました。
≫早稲田もギリギリのプレーをしているんですが非常に一人一人が正確なプレーが今、つながっているのでこういう形でいい展開ができているんだと思います。
そこにまた明治も反則をしないでディフェンスしていますから非常に引き締まったゲームになっていますね。
≫ボールを持っていない前方の選手が相手のディフェンスの邪魔をしたというオブストラクションの反則がありました。
ただ、早稲田の攻撃のリズムはどうでしょうか。
≫いいですね。
今、縦にいったあとに横に展開するという形で理想のゲーム展開になっているんじゃないですか。
明治、ターンオーバー。
これは明治、ナイスプレー。
フランカーの田中真一、トライ!早稲田を突き放すトライ!自陣からつないでいきました明治。
≫非常に、何人も今つなぎましたけど成田君もスピードを生かしまして田村も無理せずにしっかりとパスをしましたね。
1つ前のプレーで梶村君がプレッシャーかってましたが内側に一歩踏み込んで相手のスペースをとったというそこからスタートしました。
≫その体のコントロール。
≫うまくかわしてましたのでそこからボールをつないだというのが今、見えました。
≫しかもゴールポストの真裏にトライしましたのでほぼ正面からのコンバーションキックになります。
≫やはり明治は一人一人、力がありますのでボールを持たせると怖いですね。
≫なんなくコンバージョンゴール成功。
2点を加えました、明治。
これで17対5。
明治が引き離します。
現在、早明戦は2連敗中の明治。
まずターンオーバーがありました。
相手のボールを奪いました。
ここから、田村そしてウィングの成田。
この人は本当にスピードがあります。
さらに、田村がつないで最後はフランカーの田中真一にボールが渡りました。
早稲田は、もう誰も戻れませんでした。
≫早稲田、キックをケアしてフルバックとウイングが下がっていますので明治は、縦に攻めたほうがスペースがあります。
≫早稲田は2人の選手が自陣の22mラインで守っています。
そこに蹴っていきました。
4年生のコミュニケーションがよくとれるようになってきましたと話していた早稲田。
大きく陣地を進めました。
≫冨坂さん、早稲田キックしましたが風は早稲田サイドから明治サイドに上空緩やかに吹いていますね。
≫今、筒井アナウンサーからの情報が入りました。
早稲田は今追い風という状況です。
明治ボールのラインアウトですが早稲田が大きく相手陣に入ってきています。
ラインアウト明治はマイボール4回入れて3回とっています。
ボールの争奪というのはラグビーの大きな側面です。
ここは有効なタッチになりませんでした。
≫早稲田、これチャンスですね。
≫さあ、マイボールで早稲田がボールを投げ入れます。
≫今、両チームともお互いに早い展開ですね。
バックスに出す展開のほうが多いので。
ここでまずしっかりとれればモールを組んだりするのもおもしろいかもしれないですね。
≫早稲田、今年の1つの得意なプレーのモール。
明治に対してモールが通用するかどうか見てみたいと後藤監督は話していました。
モールは2度止まりますとボールを出さなくてはいけません。
アドバンテージをもらった。
明治に反則があった。
早稲田は大きなチャンス。
≫早稲田はバックスいませんのでフォワードいくしかないです。
≫早稲田が明治に対してフォワード勝負を挑んで…。
グラウンディングできたか…。
戻します。
ここで、明治の反則をとります。
モールを崩したという明治の反則です。
長い歴史の中でフォワードの明治バックスの早稲田と言われ続けてきましたが。
最近ではそういう形でもなくなってきました。
≫先に早稲田が仕掛けましたね。
≫早稲田が明治に対してフォワード勝負を挑んできました。
今年の早稲田は確かにフォワード勝負を挑む場面が多いんですね。
トライです。
早稲田、今日2つ目のトライ!ラインアウトから2番のフッカーの貝塚が抜け出しました。
≫先に早稲田が仕掛けましたね。
モールで仕掛けてからサインプレー。
≫先にボールを地面についています。
今日、ここまでトライは両チームとも2つずつ。
≫ああいう形になると、明治はモールもケアしなくちゃいけないですね。
そして展開もケアしなくてはいけなくなりますので2つを見なくちゃいけなくなるとやはりディフェンスが薄くなってしまいますのでそういう意味では早稲田の仕掛け勝ちですね、今のは。
≫両チームの戦いぶりはこれまでの伝統的なカラーを覆すように早稲田はフォワード。
明治はバックスで点を取るという1つの形があってこの辺も時代の流れかもしれません。
ここも非常に角度があります。
これはきれいに上がって見事に横山、決めました。
2点を加えました。
17対12。
その差、5点と詰め寄った早稲田。
前半まもなく35分。
両チームを率いる後藤、丹羽両監督ともに、学生時代この早明戦で対戦した経験があります。
1989年の早明戦でした。
丹羽監督が3年後藤監督が4年でした。
今日は藤田があまり大きなゲインがありません。
藤田がいる効果というのは何か考えられますか?≫まだ明治のほうは非常に彼をケアしていますので後半になってから少し相手のスペースができてきたり動きが止まったときに、彼は仕掛けてくるんじゃないでしょうか。
今はまだ人を生かすプレーですね。
自分がいくのではなくてウィングとかフォワードにボールを渡すプレーを選択しています。
≫明治に反則がありました。
前半35分です。
ともに2トライずつを挙げています。
相手陣にまた早稲田が入ってきました。
攻めている場面は早稲田のほうが多い印象です。
前半です。
ただ今日はナンバーエイトの松橋のトライもありました、明治。
明治のリード。
アドバンテージを明治に見ます。
その前に、明治に反則がありました。
明治にオフサイドがありました。
この位置ですね。
3番の千葉が倒れていますが。
≫ラインアウトがこういう形で安定してくるとスペースを使えますので藤田君が生きてきますね。
スクラムとラインアウトの差というのはディフェンスの位置が違いますので10m下がった位置から明治がディフェンスしますからそういう意味ではラインアウトからの攻撃は非常に効果があります。
≫ゴールポストあまり角度のない正面に近いところでペナルティーをもらいましたが。
早稲田はトライをとりにいきますかどうしますか…。
≫そうですねラインアウトから攻める…。
≫ペナルティーをもらったときいくつかの選択肢があります。
ペナルティーキックを選択すれば3点を取るチャンスがあるんですがそうではなく早稲田は外に蹴りだしてラインアウト。
従ってこれはトライをとりにいくと。
≫先ほどと同じポジションからのスタートになりますので。
≫ノット5メーター。
ボールが5m届かなかったです。
≫ここで早稲田は痛いミスが出ました。
5m届かなかったという今の反則。
ちょっとタイミングが合わなかったですし。
≫投げ急ぎましたね。
≫早稲田はここで痛いミスをしました。
ここは明治のフリーキック。
ペナルティーキックではありません。
ですから早稲田ボールのラインアウトということになります。
明治陣の10m付近です。
アドバンテージを明治に見ている。
ウィングの成田。
スピードがある、抜けていく!アドバンテージを明治に見ています。
早稲田に反則がありました。
依然、アドバンテージを明治にみています。
≫縦にラインを切るとディフェンスラインは下がりますので。
≫成田、抜ける!トライ!前半40分です。
早稲田を突き放す明治のトライ。
最後はウィングの成田が飛び込んでいきました。
≫最後、藤田君のタックルを成田君がしっかりと…。
タックルを受けたんですけどしっかり外して。
強かったですね。
≫3年生の明治の成田のトライでした。
成田も1年生のとき、早明戦で先発しています。
あれが対抗戦のデビュー戦でした。
そしてキッカーは田村。
今日、3本蹴っていずれも田村は決めています。
≫風は今上空、やんでいますね。
≫前半もロスタイムに入っています。
左に切れました。
2点の追加はなりませんでしたがしかしここで前半終了。
明治、前半3トライ。
22対12。
10点差をつけて折り返します。
解説・坂田正彰さんでお伝えしています。
前半からトライをとりあうというこの展開で明治が10点差でお伝えします。
維新の党の代表選挙は、きょう国会議員や一般の党員らが投票した票の開票が行われ、松野代表が過半数を超える票を獲得し、小野総務会長を抑えて再選を果たしました。
先月24日に告示された維新の党の代表選挙は、届け出順に小野総務会長と松野代表の2人が立候補し、党が、おおさか維新の会と分裂したことを受けて、どのように立て直すかや、民主党との連携の在り方など今後の路線を主な争点に選挙戦を繰り広げてきました。
代表選挙では26人の国会議員のほか、地方議員や一般の党員にも1人1票を配分してきのうまでに、郵送などによる投票を受け付けけさ9時半から開票作業が行われました。
そして午後2時から開かれた臨時の党大会で、開票結果が発表され、投票総数1万3948票のうち、松野氏が1万710票、小野氏が3130票で過半数を獲得した松野氏が、再選を果たしました。
このあと松野氏は、今井幹事長を留任させるとともに政務調査会長に小野総務会長を起用する執行部人事を発表し了承されました。
来年夏の参議院選挙から選挙権を得られる年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に、高校での主権者教育や教材の活用方法について考えるセミナーが東京都内で開かれました。
セミナーには高校の教員やNPOの関係者などが参加しました。
文部科学省と総務省は、新たに有権者となる高校生に政治や選挙について教えるための副教材を全国の高校に配布していて、きょうは、この教材を主権者教育にどう生かすかについて意見を交換しました。
この中では自分の1票が社会を変えるという実感を持ってもらうには、どうすればいいかとか、政治的中立性を巡り授業内容が批判を受けた場合、現場が萎縮するおそれがあるのではないかといった不安の声が聞かれました。
これに対し主権者教育を先進的に進めている高校の教員などが、授業の実践例を紹介するなどしました。
生字幕放送でお伝えしています♪〜≫今年のワールドカップ。
日本代表で活躍した3人のOBの大学時代の映像でした。
五郎丸、畠山の2人は2004年1年生のときから4年間早明戦に出場して負けなし。
4戦全勝でした。
一方、明治の田村選手も2007年から4年間早明戦にはすべて先発出場。
田村選手の同期には東海大のマイケル・リーチそれから帝京大学のツイ・ヘンドリックといったこの躍進を遂げた日本ラグビーの土台を築いてきたのは大学ラグビーだというのがよく、お分かりいただけるかと思います。
91回目を迎えた今年の早明戦。
前半ハイライトで振り返ることにいたしましょう。
まず、前半15分です。
早稲田の宮里のトライ。
これで早稲田が5対3と逆転をします。
続いては前半の19分。
相手のペナルティーから明治、ナンバーエイト松橋の逆転トライ。
このあとコンバージョンキックも決まって10対5と逆転します。
前半の27分です。
明治は相手ボールを取り返します。
ターンオーバーから。
梶村のステップ。
そして14番ウイングの成田のビッグゲイン。
最後はフランカーの田中真一がゴールポスト裏に飛び込みました。
明治が突き放します。
前半の32分、早稲田。
相手ゴール前のラインアウト。
ボールを取って2番のフッカーの貝塚が最後は飛び込んでいきました。
これで17対12。
このあとキックも決まりました。
ただそのあと前半終了間際明治、さらに1トライ追加して22対12。
10点差をつけて明治が前半を折り返したということになります。
放送席、ご紹介します。
元日本代表フッカー。
そしてトップリーグサントリーの前のゼネラルマネージャーをお務めでした坂田正彰さんです。
坂田さん、前半明治がリードですがどんなふうにご覧になりましたか。
≫やはり伝統の一戦ということもあり非常に集中力の高いゲームだと思います。
早稲田のほうはフォワードで、モールで攻めたり明治がバックスで攻めたり今のラグビーに沿った自分たちのカラーを出したゲーム展開になっていると思いますね。
≫両チーム合わせて前半だけで5つのトライが出るという非常に点数がよく動く今年の早明戦ですが後半に向けては、坂田さんどの辺をポイントに見ていったらいいでしょうか。
≫前半、ラインアウトセットプレーのところで続けてミスということが起こっていましたので後半、疲れも出てきますからそこのところでより集中力を持ちながらミスを繰り返さないということですね。
最後10分、15分が勝負になってくると思いますのでそこはしっかり見たいと思います。
≫今日が関東大学ラグビーの対抗戦の最終日になります。
すでに帝京大学がこの対抗戦5連覇を決めていますが明治がこのまま勝ちますとその帝京と同率で優勝。
明治は3年ぶりの対抗戦優勝ということが決まります。
赤いラインで示してありますがこの対抗戦の上位5チームが来週から始まります大学選手権のセカンドステージへの進出を決めます。
慶応と青山学院も、この時間に現在行っています。
その大学選手権セカンドステージ以降の日程です。
来週日曜日から始まります。
全国各リーグを勝ち上がった上位校によるまずはセカンドステージ。
4チームが4グループに分かれての総当たりのリーグ戦です。
そして各グループのトップの学校が年を越して新春2日の準決勝に駒を進めることになります。
今年の決勝は1月の10日です。
今年も帝京大学が対抗戦をすでに優勝を決めていますがただ坂田さんこの帝京が、先日筑波に敗れました。
≫50連勝が止まったんですかね。
≫学生相手に公式戦50連勝中だった帝京がその連勝を筑波に止められたという状況の中でさあ、今年の大学日本一はどうなるかというところですがそのセカンドステージのグループ分けの決まっている顔ぶれです。
Aグループには帝京、中央関西大学そしてファーストステージから勝ち上がった法政という顔ぶれが決まっています。
Bグループにはリーグ戦を制した東海が入りました。
対抗戦4位のチームがここに入ります。
Cグループは昨日関西リーグを8年ぶりに制した同志社が入りました。
Dグループには流通経済が入って対抗戦2位が入ります。
では準備ができましたらインタビューです。
≫放送席それでは明治大学・丹羽監督です。
前半3つのトライを取りましたがアタックについてはどうですか。
≫アタックは非常に空いているスペースをちゃんとしっかり見極めて判断よくボールを回していると思いますしフォワードもよく走っているのでもう少しテンポアップするところとブレークダウン周りでもう少しいい仕事をして有効的なボールをバックスに供給しようと思います。
≫守備については守備の時間が多くなっている相手のモールもありましたがディフェンスについてはどうですか。
≫早稲田さん、今年はゴール前でモールをしてきててそこを作らせないようなディフェンスしなきゃいけないと思ってます。
ちょっと、自陣になってからペナルティーが多くて。
そこのところをちょっとみずからのミスでチャンスを与えてるのでしっかりとオフサイドとかのラインのディフェンスのペナルティーを減らしてもう少しエリアをしっかり取って敵陣でゲームをするようにしたいなと思います。
≫ありがとうございました。
≫明治、丹羽監督のインタビューでした。
もうちょっとテンポアップ。
そしてブレークダウン周りという話がありました。
≫放送席、続いて早稲田大学、後藤監督です。
こだわってきたモールで押し込む場面もありましたが10点差という前半でした。
振り返っていかがですか?≫ちょっとミスとペナルティーで自分たちの首を絞めているところがあったので、そこを注意して後半に臨みたいという話をしました。
≫具体的にはどの部分ですか。
≫ラインアウトだったりブレークダウンだったりそういったところですね。
≫後半、勝利に持っていく鍵というのはどうでしょうか?≫今言った特にミスのところです。
そこをノーミスで今まで、自分たちがやってきた早稲田のラグビーを遂行すれば逆転できると思います。
≫ありがとうございました。
≫両監督のインタビューをお聞きいただきました。
後藤監督からはラインアウトという言葉がありました。
後半はエンドが変わって明治が風上に立ちます。
右が早稲田。
明治、田村のキックオフで後半の40分が始まりました。
両チームとも前半と選手の入れ替えはありません。
≫空中でディフェンスをしたのでそこでペナルティーになりました。
≫早稲田の選手が着地する前にタックルにいってしまいました。
非常にこれは危険なプレーということで明治にペナルティーです。
早稲田は、横山はタッチに蹴り出して後半最初のラインアウト。
1つ後藤監督がポイントに挙げた場面ですね。
≫両監督ともミスを減らすとおっしゃってましたので。
そこは、一つ一つクリアしないといけないですね。
≫前半苦しんだラインアウト。
ただ、ここからのトライも1つ早稲田はあった。
明治がボールを取った。
ターンオーバー。
攻守が一瞬にして切り替わります。
ここはボールを奪った側にとっては大きなチャンスになる場面です。
インゴールまでボールが達しました。
横山は1回、ボールをつけます。
これでドロップアウトになります。
≫ですのでターンオーバーしたあとに今のようにエリアを取るキックも1つの選択ではあるんですがあそこで思い切って攻められれば大きなチャンスになってくると思いますね。
≫相手は攻撃の陣形を敷いていますからディフェンスに切り替わった瞬間は隙がありますので。
≫その一瞬ですね。
前半でもそういう形でトライがあったりしましたので大きなリスクはあるんですが狙っていくというのは大事になってきます。
≫前に落としてしまったというノックオンです。
早稲田ボールのスクラムになります。
≫明治のほうもバックスが中心で動いてはいますがそこに、フォワードをしっかり絡めながらまずいいポイントをとるということができてくると、リズムがよくなってくるんですがちょっと今はミスがありました。
≫ハーフウェーから僅かに明治陣に入ったところ早稲田ボールのスクラムです。
早稲田は、ここからどうやって陣地を取っていくか。
≫画面の奥側藤田君のスペース。
右側サイド、奥側サイド…。
≫奥から2人目が藤田です。
≫ここも千葉君3番が前に出ると相手のディフェンスが下がりますので。
≫早稲田、ここはキックを使い好タッチキックになりました。
相手陣深くに入るキックでした。
11番をつけているウイングの山岡ですがもともとはスクラムハーフです。
明治ボールのラインアウト。
≫ショートラインアウトに切り替えてますね、明治は。
≫人数が少ないラインアウトです。
≫シンプルにまずボールを進めてディフェンスのラインを崩したあとにもう一度エリアを取ると。
≫相手の前進を阻んでから余裕を持ってキックということでしょうか。
≫ですから相手のディフェンスの形を少し崩したあとにそこからまた攻めるというのが相手にしては非常にディフェンスしづらくなりますので。
≫ほぼハーフウェーまで1つのキックで明治は戻しました。
早稲田ボールのラインアウト。
アドバンテージを早稲田に見ていますか。
これはダイレクトになりましたがここでノックオンをとりました。
早稲田ボールのスクラムです。
アドバンテージをもらっていた早稲田です。
相手に反則が起きても反則をされた側に有利に展開している間はレフェリーはアドバンテージをとりまして笛は吹きません。
≫よくレフェリーがコミュニケーションをとりながらゲームをうまく進めるためのコミュニケーションをとられていますので。
そういう意味では、選手はやりやすいですね。
≫非常によくコミュニケーションをとるのがラグビーの審判。
今日もマイクをつけていただいているのでどんなやり取りなのかお耳に届いているかと思います。
明治、ターンオーバーか。
前にこぼしてしまいました。
明治は惜しかったですね。
ノックオンです。
ここで、スクラムを押し込んできました明治。
これが伝統の明治の強力フォワードの力です。
≫体重差も少しありますのでじわじわと早稲田のフォワードにはプレッシャーはきているかと思いますので。
今は8人がまとまってプッシュしました。
≫解説の坂田さんも日本代表の2番フッカーというポジションでした。
このスクラムに関してはいろいろな考えをお持ちでしょうか。
≫特に前1列は前からも後ろからも力がかかるのでそういった意味での後半のプレーは、非常にしっかりと見てみたいと思います。
≫いろいろな駆け引きがあるといいますね。
≫はい。
組む前の立ち位置もそうですし。
組んでからの押していく方向だとかいろいろとあの中では起こっているんですね。
そこを、うまくレフェリーがまとめながら反則のないスクラムを組ませているので。
≫早稲田は先ほど押し込まれました。
早稲田に反則。
このスクラム、明治勝ちました。
明治はスクラムで相手を圧倒し始めました。
≫非常にまとまったプッシュですね。
1、2、3番がそろって前に出ていますので。
≫これは明治のフォワードも勢いづくでしょうか。
≫そうですね。
≫早稲田のフォワードにとってはちょっとダメージが残りませんか?≫そうですね。
ここでまたマイボールの明治のラインアウトからスタートしますのでここできっちり、明治取れれば先ほど押し込まれた逆のパターンを明治は狙ってくるんじゃないですかね。
≫ここは伝統のフォワードの明治を見られるかもしれないですね。
≫モールを組んだ。
明治のモール。
一気にいく。
フランカーの田中健太が飛び込んで、トライ!フォワードの力で取り返しました明治。
後半8分です。
≫リズムよくラインアウトをとってそして、前へ前へと。
キャプテンが体現しましたね。
≫スクラムで早稲田を押し込んでそして、もらったチャンスに今度はまたフォワードの力でトライを取りきっていきました明治。
≫特に今のラインアウトからゴールポスト側に明治が攻めていますので早稲田のフォワードからするとディフェンスが遠くなりますから非常にやりづらいという形になってで、今のトライが生まれたと思いますね。
≫今日は4本蹴って、3本田村はプレースキックを決めています。
これも決まりました。
2点を加えました。
これで29対12。
17点差に広がりました。
早稲田は2トライ2ゴールでも追いつけません。
≫ここで、しっかりオープン側にキャプテンがボールを持ち出して早いタイミングでオープンにボールを持つと。
≫こういう形で攻められますと早稲田も対応しづらいんでしょうか。
≫今のもディフェンスはセンターの岡田君がいっていましたのであそこで外に出してもトライになっていたかもしれません。
≫明治は今日これが4つ目のトライです。
フォワードに勢いが出てきた明治。
フルバックの田村。
先ほど、ハーフタイムのVTRでもご紹介した日本代表このワールドカップでも活躍した田村優選手の5つ違いの弟です。
お兄さんとはあまりラグビーの話はしませんということでしたが言われることは基本を大事にということだそうですね。
田村が去年はスタンドオフだったんですが今年はフルバックに下がって、丹羽監督は明治のディフェンスのラインが非常によくなった。
統制が取れるようになったという言い方をしています。
≫田村君はキックもランディングもパスもすべてできる選手ですのでそういう中で…。
≫お兄さんも来てますね。
≫田村選手のお父さんも日本代表のコーチもされていましたし非常に一家でラグビーを高いレベルで支えています。
≫坂田さん、ここで早稲田が攻め込んできましたね。
≫まずはしっかり取ることですね。
≫ここでモールがしっかり組めて押せれば明治のフォワードがモールに、寄ってきます。
そうするとオープンのスペースが空いてきます。
≫早稲田今年のチームはモールが得意。
押し込む。
≫岡田君も入ってますね。
≫アドバンテージを早稲田に見ている。
明治に反則があった。
ここで長い笛。
モールを崩したという明治の反則です。
さあ、早稲田はどうするか。
≫ラインアウトですかねもう一度。
岡田君も、もともとスクラムハーフですからね。
モールになるとスッと寄ってきましたね。
≫非常に相手と当たるコンタクトの強さを買われて今年、センターにポジションチェンジをしました。
キャプテンでもあります。
しかし、フォワードに勢いが出てきた明治に対して早稲田もフォワード勝負を挑んでいきますかね。
≫非常に我々のもともとのイメージとは違うような展開になっていますが。
≫もともとはフォワードの明治バックスの早稲田。
そのイメージで長年、ラグビーファンを沸かせてきたんですが今、早稲田はフォワードも強い。
ここでまたモールを組んだ!動いた、押し込む。
ユーズイットの声がかかった。
ボールを動かす。
明治も必死にディフェンスですが。
グラウンディングはできません。
ボールを地面につけないとトライにはなりませんがつけることはできなかった。
≫ちょっと今上を向いてしまいましたので。
≫明治がうまくひっくり返したんでしょうか。
しかし、早稲田ボールの5mスクラム。
先ほどは、自陣でマイボールを押された早稲田。
明治はまたここでどうでしょうかね…。
≫プレッシャーをかけてくると思うんですが早稲田も例えばダイレクトで出すとかそのスクラムからのボール出しの強弱をつけると相手もディフェンスしづらくなりますから。
≫紫紺のジャージーとえんじのジャージーが交錯します。
≫早稲田はオープンサイドの手前にきたいですね。
≫かなり多くの人数を割いている。
岡田が入っている。
バックスの岡田がモールの最後尾でモールを持っている。
グラウンディングは…トライ!フォワードにはモールでお返し、早稲田!明治がフォワードの力で取ってくれば早稲田も、最後は岡田まで入ってこのモールで、押し勝ちました。
≫岡田も必ずモールで取るというような気持ちが非常にありますね。
≫しかし、後藤監督はこのモールが明治に通用すれば大学選手権に向けて1つ手応えがつかめるという言い方をしていましたが。
押し込んでいきました早稲田のモール。
最後、トライを決めたのはキャプテンセンターの岡田です。
≫ゴール前のスクラムでも無理せずにダイレクトで出してそこで相手のリズムを崩してから、しっかりモールを組めましたのでそういう強弱がつけられると非常に相手はやりづらいですね。
≫今日はプレースキックは2本蹴って1本決めている横山。
決まりました。
2点を加えました、29対19。
再び10点差。
≫冨坂さん、明治大学は3番の塚原に代わって1番のプロップ祝原が入りました。
≫両チームともリザーブの選手は8人入っています。
今のラグビーはリザーブのメンバーを自由に投入することができます。
ここからは新しい選手の投入もゲームを左右してきます。
ボールが外に出ました。
山岡ですか…。
山岡が胸を押さえています。
それから早稲田は今16番の石川がグラウンドに入りました。
早稲田は、1番プロップの佐田に代わって16番の石川が入りました。
明治も先ほど3番の塚原に代わって1年生、プロップの祝原が入っています。
このマイボールは早稲田がボールを取ってハーフウェーからの攻撃。
キャプテンの岡田。
強さがあります。
≫いいですね。
少しずつ前に出てます。
≫22mラインの後方からのキックです。
ですからボールが出た地点まで前進することができますが。
ナンバーエイトの松橋ですか。
足を痛めました。
今、20番の1年生の井上が入りましたね。
8番、アウトという工藤レフェリーの声が響きました。
今日、1トライ。
動きのよかった松橋がここでどうやら下がるようですね。
≫そして1年生ですね。
≫背番号20。
1年生の井上。
それから早稲田は22番の鈴木。
ウイングの選手も準備しています。
後半に入って、早稲田のボールを持っている期間がボール支配率が長い状況になっていますので明治はずっとディフェンスしてますから。
ですから、ここからまた早稲田のボールになりますけどまずはディフェンスをして止めるんじゃなくてボールを取りにいくそれぐらいのディフェンスをしないと流れは変わりません。
≫冨坂さん早稲田、11番の山岡に代わって鈴木が入っています。
≫先ほど胸を押さえていた山岡に代わって鈴木。
そして松橋が、ちょっと足を引きずっていましたが明治は同じくフランカーの桶谷が非常にいい選手なんですが帝京戦でけがをしています。
フルバックの藤田のキックは好タッチキックになりました。
一気に相手陣まで迫っていきます。
明治ボールのラインアウトです。
日本代表でワールドカップにも出場しました。
そのあと帰って、すぐに7人制のオリンピック予選の代表にも行ってそのオリンピック出場権を勝ち取ってきました。
先日の早慶戦からようやくチームに合流して今シーズン対抗戦は2試合目の藤田。
スピードが増してきたというふうに後藤監督は評しています。
よくこれは蹴り出しましたね。
≫そうですね。
早稲田のほうも勢いが出ていますのでディフェンスのほうも前に出ながらディフェンスをしていますので明治からすると厳しいんですけどやはり、しっかりとスペースを作りながらスタンドオフからボールを蹴り出しました。
一気に相手ゴールに迫ってきた早稲田。
明治が絡む。
早稲田がボールをなんとかキープしましたが時間がかかりました。
明治の選手のほうが先に立ち上がっています。
今度は数的優位をいかに作るかという局面です。
≫明治のほうも無理にディフェンスに入っていませんので。
≫早稲田は数的優位はこの局面では作れていません。
明治のディフェンスがそろっています。
モールでいきますかどうでしょうか。
≫モールを組みたかったですけどちょっと反応が早稲田のフォワードが遅れましたね。
≫今日の早稲田は明治に対してフォワード戦を挑んでいます。
明治も絡んでいく。
しかし早稲田もボールは渡しません。
アドバンテージを早稲田にみている。
明治に反則。
≫早稲田は手前にフォワード陣がずっといますので。
≫ここで明治の反則。
ノットロールアウェイをとりました。
タックルした選手が速やかにその場を離れませんでした。
タックルして倒れたらなるべく速やかにその場を離れて…。
≫今年のワールドカップでもノットロールアウェイというのは非常に厳しくそしてレフェリーも早い判断で吹かれていましたのでそういう意味では迷いなく工藤レフェリーはとりましたね。
≫ラグビーのプレーの根本はボールの争奪とプレーの継続。
ボールの争奪、プレーの継続。
これを妨げる行為はすべて反則というふうに見ていただければと思います。
早稲田はラインアウト。
ここからまたモールでくるんでしょうか。
≫明治のほうも迷わずボールにチャレンジするのかもしくはモールを止めにいくのか。
そこはしっかりと。
≫早稲田、モールを組んだ。
先ほどはこれで押し込んだ早稲田。
明治もここも必死に押し返すが動く、動いた。
いった!飛び込んだ、トライ!早稲田、追撃のトライ!またモール。
今年の早明戦は早稲田がフォワード勝負を挑んでいきます。
≫今のもボールを取れない。
後ろの位置でしっかりキープを2番の貝塚君がしてましたので。
≫この後半に入って明治がスクラムで押しさらに、ラインアウトからフォワードの力勝負で取ったトライ。
あれで流れといいますか、勢いが明治にいくかなと思ったんですが早稲田もそのあとフォワードの力で2つトライを取ってきました。
≫まだまだ、残り15分弱ありますので。
ここからですね。
体のほうも、この時間帯になるときつくなってきますのでそこで一歩でも二歩でも動いたチームのほうがいい流れがまたくるんじゃないでしょうか。
≫このプレースキックは非常に大事です。
決まれば2点が加わります。
そうしますと1トライでひっくり返る点差になります。
ペナルティーゴールでも追いつく点差ですね。
外れた。
2点の追加はなりません、5点差。
≫冨坂さん、明治大学はウイングの紀伊に代わって副キャプテンの齊藤が入りました。
≫ひざのけがで長らくチーム戦列を離れていた副キャプテンの齊藤。
今シーズン対抗戦初出場。
≫お世話になった人たちに恩返ししたいという話です。
≫チームにとっても精神的に大きいですね。
この選手の復帰は。
≫齊藤、すごいタックルでした。
気持ちが表れていました。
4年生最後の早明戦。
しかし、早稲田も冷静にここは陣地を返していきました。
≫すばらしいですね。
入ってファーストプレーでこのコンタクトですから。
≫左ひざの大けがを去年、負いました。
今年夏に復帰したんですがまた同じ箇所を痛めました。
チームの副キャプテン。
≫ラグビーはスキルもフィジカルも大事ですがやはりメンタルスポーツなのでそういう意味でもけがをしても、それを克服して戻ってきたというのはすばらしいですね。
≫チームにとっては勇気を与えるんじゃないでしょうか。
明治は今年は攻撃のテンポが速いのが特徴です。
アドバンテージを明治にみています。
早稲田に反則がありました。
その前に早稲田の反則を工藤レフェリーはとりました。
次の得点ですね。
≫ここでペナルティーですので。
3点も狙える。
ちょっと距離あるポジションですが。
≫3点を加えれば8点差。
ですから1トライ1ゴールでは届かない点差になります。
ただここは明治はラインアウトを選択。
戦いぶり今シーズン、対抗戦では明治が有利といわれた今年の早明戦ですがやはり前評判どおりにいかないのが早明戦であります。
≫会場の雰囲気も独特の雰囲気になってますね。
明治ファンから明治コールが沸き起こりました。
満員の秩父宮ラグビー場。
22mライン付近での明治ボールのラインアウト。
アドバンテージを明治にみている。
早稲田にオフサイドがありました。
早稲田がボールを取り返しましたがここで早稲田のオフサイドを工藤レフェリーとりました。
さあ、この位置。
明治はどうするか。
後半、残り10分を切っています。
≫まだ10分ありますのでここでまず3点を加えることですね。
セーフティーリードですね。
1トライ1ゴールでは届かない点差にして攻撃するのがいい選択ですね。
≫今、オフサイドの立ち位置について工藤レフェリーから注意が与えられました。
現在、早明戦は早稲田の2連勝中。
明治は今日、勝ちますと早明戦の連敗も止めると同時に帝京大学と並んで対抗戦の同率優勝が決まります。
大きな3点が加わりました。
ペナルティーゴール成功。
これで32対24、8点差。
1トライ1ゴールは7点ですから早稲田は1プレーでの同点ということはこの点差ですと、なりません。
早稲田が、すぐに始めている。
後半、残り時間が少なくなってきています。
出ました。
これは、結果的にはいいタッチキックという形になりました。
≫早稲田ボールからスタートしますのでね。
≫早稲田ボールのラインアウト。
今日、早稲田は19本マイボールがあって15本。
そして明治は19番の2年生、ロックの古川と22番のバックスの川田でしょうかね。
≫古川は小林と代わって入ります。
そして川田は12番センターの梶村と代わって入ります。
≫梶村を下げてバックスリーダーの川田を丹羽監督は投入。
今日はこの形で早稲田はトライを重ねています。
≫ラックですね。
≫アドバンテージを早稲田にみています。
工藤レフェリー。
明治に反則があった。
早稲田はチャンス。
今度は早稲田コール。
また明治に反則。
オフサイドがありました。
ユーズイットの声。
早稲田は思い切って攻めることができます。
アドバンテージをもらっています。
明治にコラプシング。
モールを崩したという反則がありました。
あと残り5分あまり。
点差は8点。
≫これ、早稲田は…。
≫モールでまた。
≫後半だけで2つのモールトライを取っている早稲田。
さあ、まもなく後半35分大きな場面がやってきました。
早稲田、マイボールラインアウト。
≫ここで明治が受けるとまた同じ形になるので攻めなきゃだめですねディフェンスも。
≫早稲田、モールを組む。
明治も懸命に押し返す。
明治が僅かに押し返す。
早稲田バックスの選手も入ってきた。
明治が押し返す。
前進、前進!グラウンディングできません…。
早稲田ボールのスクラムへと変わります。
バックスの選手も入ってきました。
≫さっと2人ぐらい選手がきましたし岡田君は必ずモールの外でボールを持っていますので。
≫早稲田が明治に挑むフォワード戦。
91回目を迎える今年の早明戦です。
早稲田ボール5mスクラム。
明治がプッシュする。
ここで明治に反則がありました。
これはフリーキックになります。
ペナルティーキックではありません。
フリーキックになりますがスクラムを選択しました。
これ、坂田さんどう見ますか。
≫早く押したということで反則をとられていますから明治も容易には仕掛けられないと思うんですね。
なので、早稲田のほうはなんとかまたモールに持ち込みたいんだと思いますが。
≫ということは早く出したいと。
≫そうですね。
≫スクラムはゲームの中盤辺りからですね明治がかなり押し込んできています。
明治もいい出足。
早稲田、後退。
ノックバックですから前のボールを落としたわけではありません。
プレーが続きます。
22mラインまで早稲田は後退しました。
明治のディフェンスの出足はいいでしょうかね。
≫そうですね。
落ち着いてペナルティーしてませんので非常にいいディフェンスだと思います。
ここでモールですね。
モールを組みたいですね。
≫早稲田はモールできますね。
徹底しています。
アドバンテージを早稲田にみています。
明治にノックオンがありました。
早稲田ボールのラインアウトに変わります。
さあ、これまた早稲田マイボールラインアウト。
今日は、ここからモールでトライを取っています。
早稲田がまたモールを作った。
早稲田のモールが動く。
バックスもまた入ってきた。
動いた、動いた!これもグラウンディングできない…。
そして、手元の時計まもなく後半40分。
ロスタイムは2分という表示。
≫明治もずっとディフェンスをしているんですがペナルティーだとかそういう反則をしないのでこういう非常に引き締まった試合になっています。
≫8点差。
早稲田にとっては時間との戦いでもありますがここは、フォワード陣がもう一度気持ちを高めて…。
大きな場面のスクラムに臨みます。
ロスタイムは2分です。
1トライ1ゴールを挙げますと早稲田は1点差。
えんじのジャージーの猛攻!アドバンテージを早稲田にみている。
明治に反則があった。
ここで笛。
ここで先ほどの反則をとります。
大歓声でレフェリーの笛が聞こえません。
ここで時計をレフェリーが止めます。
横から入った。
オフサイドです。
≫なんとしても、ここで早稲田はトライを取りきりたいという意思は感じるんですけど。
スペースをもう少し考えながらです。
すべてバックスラインがモールに入ってますので。
≫もう残り時間はありません。
明治も反則を犯しません。
このディフェンスは見事。
さらに、ねじ込んでいく早稲田。
必死の攻防!ボールは早稲田に。
近場の勝負に早稲田はこだわります。
≫外も少しあるんですけど…。
明治がボールを持った。
ノックオンがありました。
ノーサイド!明治、早稲田を破って帝京大学と並んで3年ぶり対抗戦、同率優勝!しかし、今年も最後まで両チーム白熱した好勝負でした。
これが早明戦でしょうか。
≫そうですね。
最後の最後まで本当に分からなかったですがただ、選手たちがですね学生の気持ちが本当に前に出たプレーがたくさん見られましたので。
≫そして、明治の対早稲田連敗を2で止めました。
明治の早明戦の勝利も3年ぶりになります。
これで両チームの対戦成績明治の37勝、早稲田52勝2つの引き分け。
91回目の早明戦が終わりました。
そして、これで明治は対抗戦6勝1敗。
帝京と並んで同率優勝。
対抗戦の優勝明治は3年ぶりになります。
≫このようなクロスゲームですね。
非常にきっ抗したゲームを続けるということが次の大学選手権もチームの力にもなりますしこういったゲームが増えてくると日本のラグビーのレベルももっともっと高くなってくると思いますね。
≫放送席、放送席そしてスタンドの皆さん勝ちました、明治大学丹羽監督のインタビューです。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
明治ファンの皆さん、本当に応援ありがとうございました。
≫本当に激しい早明戦になりました。
まず勝利を手にして今どんなお気持ちでしょうか?≫今日は早稲田さんの頑張りがあってフォワード戦でやられてしまったなという感じですが。
実際、ゲームはずっとリードをしていたので明治のペースでやっていましたのでとりあえず慌てるなということで落ち着いてやれと言っていましたので。
選手はそこで最後も取らせないで頑張っていたので今日も、また1つ成長したゲームだったかなと思います。
≫今日、勝ってこれで優勝を決めて。
早明戦に勝って優勝を決めました。
これについてはいかがですか?≫やっぱり早稲田さんに勝つっていうのはここ十数年、負けるケースが多かったのでそういった意味で明治ファンの皆さんに早稲田戦に勝った試合を見せたかったのでそれはうれしいなと思います。
≫就任後トータルラグビーを掲げてまさに今日もフォワードとバックスが一体となった試合だったと思いますがいかがでしたか?≫こういう接戦も、ものにできたということが大事なのでもう一度フォワード戦のところで。
ずっと練習をやってるのでこれからずっと成長すると思うので、ファンの人たちにはまた応援をしてもらいたいなと思います。
≫大学選手権でも期待しています。
おめでとうございました。
≫これからセカンドステージ明治いきますので各会場に皆さんたくさんの応援に来てください。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
≫おめでとうございました。
明治大学、丹羽監督でした。
≫対抗戦の順位決定の方式では同率優勝です。
≫続きまして中村キャプテンです。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫激しい試合になりました。
勝利を手にして今、どんな思いですか?≫すごくうれしいです。
でも、まだまだ課題があるのでしっかりと修正して大学選手権で日本一を取れるように頑張りたいと思います。
≫最後は、早稲田のモールの猛攻にあいました。
あの辺りはどんな声をかけていたんですか?≫最後まで諦めないで絶対に勝つぞと優勝するぞとずっと言ってました。
≫改めてキャプテンとして今シーズン、この対抗戦これで優勝となりました。
振り返っていかがでしょう?≫筑波大学さんのおかげで優勝することができましたがしっかり次は帝京大学を倒して日本一になりたいと思います。
≫最後に大学選手権に向けてひと言お願いします。
≫まだまだ修正する部分が多いですがしっかり修正して日本一になりたいと思います。
応援よろしくお願いします。
≫おめでとうございました。
明治大学、中村キャプテンでした。
≫対抗戦の規定で6勝1敗、帝京と明治勝ち負け、並びましたので同率優勝。
両校とも優勝ということになります。
明治は3年ぶり。
対抗戦の優勝は16回目という今年の早明戦でした。
丹羽監督にとっても就任3年目。
今年、去年と悔しい早明戦の負けを経験していますので本当にうれしいこの勝利だったでしょう。
≫冨坂さん敗れた早稲田の後藤監督です。
後半よくフォワード特にモールを中心に追い上げたんだけど取られたトライ取るべきところで取れなかったトライとすべて我々のミスが最後まで響いてしまったと。
そのところを修正して大学選手権に向かいたいということです。
≫早稲田もちょうど1か月前帝京に92対15という記録的な大敗を喫した。
そこから1か月の間に藤田がワールドカップから帰ってきたりけが人が戻ったりということでこの早明戦ここまで接戦をやってのけた。
それも1つ選手権に向けての弾みになるところではないでしょうか。
それでは今日の早明戦ハイライトで振り返りましょう。
前半22対12で折り返して、後半です。
まず、後半8分。
明治はラインアウトから最後はフォワードの力で取りきりました。
この前にスクラムで相手を押し込んだというプレーがありました。
キックも決まって29対12と早稲田を突き放します。
これで明治のペースになるかと思われたんですが後半14分早稲田、ラインアウトからモール。
この攻撃が後半は強烈な印象を残しましたね。
最後はキャプテンの岡田がボールをグラウンディングしてトライ。
キックも決まって29対19。
再び10点差に詰め寄ります。
さらに後半25分。
早稲田は徹底したモール攻撃。
≫この徹底がよかったですね。
≫2番の貝塚が飛び込んでトライ。
29対24。
5点差に迫ります。
結果的に大きかったのは後半32分の相手ペナルティー田村が冷静に決めたキックでした。
これで1トライ1ゴールでは追いつかない点差に明治は突き放します。
最後も、明治がゴールラインを背にした攻防。
迫力がありましたが守りきった。
≫丹羽監督もさっきおっしゃっていましたけど今日のゲームで早稲田のほうも非常にフォワードがしっかり通じると。
帝京にもまたチャレンジしたいとおっしゃっていたようにそういうふうな成長があったと思いますね。
≫帝京が筑波に敗れて1敗を喫しました。
明治と並んで同率優勝という今年の対抗戦。
ご覧のように明治と帝京が6勝1敗。
両校優勝です。
3位に筑波、4位に早稲田。
それから今日、慶応が青山学院に勝ちましたね。
慶応が4勝3敗で赤いラインの上の5校が来週から始まります大学選手権のセカンドステージへと進んでいきます。
なお、大学選手権に進むには順位付けをしなければいけませんから1位が帝京。
直接対決で明治に勝っているので1位が帝京で明治は2位扱いで大学選手権に進んでいくことになります。
これで大学選手権の顔ぶれが決まりました。
Aグループは帝京を中心としたグループ。
そしてBグループにはリーグ戦優勝の東海ここに早稲田が入ってきました。
≫東海のフォワードもしっかりしたチームですので強いですから。
≫関西リーグ2位の天理。
それから朝日大学と入っています。
そしてCグループ。
関西を久しぶりに制した同志社にこの対抗戦終盤、帝京を破った筑波が入ってきました。
≫こちらも非常に見どころがありますね。
そしてDグループにはこの対抗戦で優勝しましたが2位扱いの明治。
それから対抗戦2位の流通経済、立命館、京都産業。
≫どこのグループも非常に厳しいグループですけど大学選手権に入ってから一つ一つチームの力を上げていくことができたチームが最後にトロフィーを取れると思いますね。
≫来週からいよいよセカンドステージ。
各グループ内の総当たりのリーグ戦が始まります。
各グループのトップ1位のチームが、年を越して新春2日の準決勝に駒を進めますが。
帝京大学が大学選手権7連覇を目指すシーズンですけど選手権に向けての期待はどうでしょう。
≫帝京も筑波に負けて負けから学ぶこともあったと思いますね。
ですからどこのチームもどこの大学もここから、本当に少しでも成長してそしてチームを1つにする。
そして大学選手権でトロフィーを目指して優勝目指して頑張ってほしいと思います。
≫準決勝は年明け、1月2日総合テレビで午後0時15分からお伝えします。
そして決勝は1月10日の日曜日。
総合テレビとラジオ第1でいずれもライブでお伝えすることにしています。
どうぞ、このあとの大学ラグビー日本の放送でお楽しみください。
今年の早明戦は明治が早稲田を振り切ったゲームでありました。
躍進を遂げた日本ラグビー。
4年後、今度は日本で開かれるワールドカップに向けて鍵を握るのが大学生世代です。
その大学生、両校の熱い戦いを今年も見ることができました。
白熱した盛り上がった東京・秩父宮ラグビー場。
明治が早稲田を破って対抗戦、帝京と並んで同率優勝を決めたゲームをお伝えしました。
解説は坂田正彰さんでした。
どうもありがとうございました。
では、この辺りで秩父宮ラグビー場からお別れすることにいたします。
「関東大学ラグビー対抗戦」をお伝えしました
(正吉)加野屋の身代を継いでもらうのは…2015/12/06(日) 13:55〜15:50
NHK総合1・神戸
関東大学ラグビー・対抗戦「早稲田」対「明治」<副音声はルール解説>[多][字]

対抗戦91回目を迎える伝統の一戦。早稲田の“展開ラグビー”か明治の“重戦車フォワード”か!W杯で活躍早稲田・藤田に注目。解説:坂田正彰(元日本代表)

詳細情報
番組内容
対抗戦91回目を迎える伝統の一戦。早稲田の“展開ラグビー”か明治の“重戦車フォワード”か! ワールドカップや7人制リオ五輪予選で活躍した早稲田・藤田に注目。解説:坂田正彰(元日本代表)。副音声では、ラグビー観戦がはじめての方にも楽しんでいただけるようルールや試合展開をわかりやすく解説します。 〜秩父宮ラグビー場から中継〜 <中断>(2:40)−(2:43) [字]ニュース
出演者
【解説】坂田正彰,【アナウンサー】冨坂和男,【<副音声>解説】岸川剛之,【アナウンサー】浅井僚馬,【リポート】大坂敏久,筒井亮太郎
キーワード1
ラグビー

ジャンル :
スポーツ – その他の球技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:19906(0x4DC2)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: