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【芸能・社会】吉永小百合、長崎凱旋 サプライズ行脚 12日公開、主演映画「母と暮せば」2015年12月10日 紙面から 映画「母と暮せば」(12日公開)に主演の女優の吉永小百合(70)、嵐の二宮和也(32)、山田洋次監督(84)が9日、映画の舞台でありロケ地となった長崎県に凱旋(がいせん)し、サプライズ行脚でキャンペーンを行った。特別授業を行った長崎市の長崎大学医学部記念講堂、先行有料上映で舞台あいさつを行ったユナイテッドシネマ長崎で大きな歓声と拍手を浴びながらPR。作品のヒットに向けて大きな弾みを付けた。 終戦から3年後の長崎を舞台に、二宮演じる原爆で亡くなった息子・浩二が吉永演じる母親・伸子のもとに現れ、奇妙だが優しい日々を過ごす。深い親子愛を描いた感動のファンタジー作品。 劇中、浩二が通っていたのが長崎大学の前身・長崎医科大学という設定であることから、今回、特別授業が実現。山田監督と土山秀夫元長崎大学学長(90)がステージに登場し、客席には医学部の生徒450人が集まったが、客席が足りず50人の学生が中に入れないほどの盛況ぶりだった。 授業が終盤に差しかかったころ、サプライズで吉永と二宮が登場。2人の姿を見た学生たちからは大歓声が巻き起こり、「すごーい」「信じられない」など感嘆の声が上がった。 撮影前、同大を訪れ、学生たちからも話を聞いた吉永は「みなさんには大変お世話になりました」と感謝。プライベートで同県内に1人で住む90代のおばの元を訪れていることもあり「(おばの夫の)おじが1938年に長崎医大を卒業して、戦争に行ってマラリアになり、長崎でドクターになりました。ここに来ると懐かしい感じ」と顔をほころばせた。関係者によると、同大を卒業したのは吉永の父の弟。これまでほとんどその話は明かしていなかったという。二宮は「映画の中ではみなさんの先輩。気になることがあったら何でも聞いてください」と学生たちを笑わせた。 海外配給の予定もある同作。舞台あいさつでは山田監督から洋題が「Nagasaki:Memories of My Son」に決定したことが明かされた。 PR情報
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