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陸自ヘリ部隊 日本の有事想定し搬送訓練12月10日 15時51分
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ことし9月の関東・東北豪雨で孤立した住民の救助に当たった陸上自衛隊のヘリコプター部隊が10日、静岡県内の演習場で日本の有事を想定し、戦闘で負傷した隊員を搬送する訓練を行いました。
静岡県の東富士演習場では、首都圏の防衛が主な任務の陸上自衛隊東部方面隊が、今月6日から隊員4000人と車両700両が参加する大規模な演習を行っています。
このうち、10日の訓練には、ことし9月の関東・東北豪雨で、決壊した鬼怒川からあふれた水で孤立した住民の救助に当たった、栃木県の北宇都宮駐屯地のヘリコプター部隊が参加しました。
日本の有事を想定した10日の訓練では、ヘリコプターが着陸すると戦闘で負傷し、顔や足に包帯が巻かれた隊員が担架などで運び込まれました。乗組員が担架を機内に固定すると、ヘリコプターは攻撃を受けないよう直ちに飛び立っていきました。
第12ヘリコプター隊の飛行班長の松下保也3等陸佐は「災害派遣は国民を守るために必要な任務であり、やりがいを感じていますが、国民を守るという国防の任務もしっかり訓練していきたい」と話していました。
このうち、10日の訓練には、ことし9月の関東・東北豪雨で、決壊した鬼怒川からあふれた水で孤立した住民の救助に当たった、栃木県の北宇都宮駐屯地のヘリコプター部隊が参加しました。
日本の有事を想定した10日の訓練では、ヘリコプターが着陸すると戦闘で負傷し、顔や足に包帯が巻かれた隊員が担架などで運び込まれました。乗組員が担架を機内に固定すると、ヘリコプターは攻撃を受けないよう直ちに飛び立っていきました。
第12ヘリコプター隊の飛行班長の松下保也3等陸佐は「災害派遣は国民を守るために必要な任務であり、やりがいを感じていますが、国民を守るという国防の任務もしっかり訓練していきたい」と話していました。