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世界的バレエダンサー 引退の最終公演始まる12月10日 8時32分
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ことしで引退を表明しているフランスの世界的なバレエダンサー、シルヴィ・ギエムさんの最後の舞台となる日本での公演が9日から始まり、圧倒的な表現力で観客を魅了しました。
シルヴィ・ギエムさんは史上最速の19歳でパリ・オペラ座バレエ団の最高位「エトワール」を務めるなど、「100年に1人の天才バレエダンサー」として世界に知られてきました。ギエムさんは50歳になったことしで引退を表明していて、今回の日本での公演が現役最後の舞台となります。
9日の夜、埼玉県川口市で行われた日本公演の初日の舞台にはギエムさんの現役最後の姿を見ようとおよそ2000人が詰めかけました。舞台でギエムさんは、東日本大震災のあとに人々を勇気づけたいと被災地でも踊った代表作の「ボレロ」を披露しました。ゆったりと始まったギエムさんの「ボレロ」は次第に情熱的な踊りへと変化し、最後は激しく力強い動きで終わると会場から大きな拍手がおきました。訪れた40代の女性は「ギエムさんの存在自体が芸術だと思いました。引退はとても残念です」と話していました。
公演のあとNHKの取材に応じたギエムさんは、「日本にまた来ることができ、観客にも温かく応援してもらえてうれしかった。これが最後だと思うと寂しいですが、最後まで全力で踊りたい」と話していました。
日本での公演は、このあと東京や名古屋など全国各地で今月31日まで行われます。
9日の夜、埼玉県川口市で行われた日本公演の初日の舞台にはギエムさんの現役最後の姿を見ようとおよそ2000人が詰めかけました。舞台でギエムさんは、東日本大震災のあとに人々を勇気づけたいと被災地でも踊った代表作の「ボレロ」を披露しました。ゆったりと始まったギエムさんの「ボレロ」は次第に情熱的な踊りへと変化し、最後は激しく力強い動きで終わると会場から大きな拍手がおきました。訪れた40代の女性は「ギエムさんの存在自体が芸術だと思いました。引退はとても残念です」と話していました。
公演のあとNHKの取材に応じたギエムさんは、「日本にまた来ることができ、観客にも温かく応援してもらえてうれしかった。これが最後だと思うと寂しいですが、最後まで全力で踊りたい」と話していました。
日本での公演は、このあと東京や名古屋など全国各地で今月31日まで行われます。