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裁判所から一時逃走の被告に無期懲役 新潟地裁12月10日 15時39分
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新潟県新発田市で4人の女性を相次いで乱暴し、このうち1人を死亡させたうえ、裁判所から一時逃走した罪などに問われた被告の裁判員裁判で、新潟地方裁判所は10日、求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
喜納尚吾被告(32)は、新発田市内で4人の若い女性を相次いで車に押し込み乱暴するなどしたうえ、このうち1人を死亡させた罪や裁判所から一時逃走した罪などに問われています。
新潟地方裁判所で行われた裁判員裁判で、喜納被告は起訴された5件の事件のうち、去年4月に雑木林で遺体で見つかった22歳の女性の事件については否認していました。
これに対し検察側は、女性の着衣から検出されたDNAの型の鑑定結果などを基に、犯行は喜納被告によるものだなどとして無期懲役を求刑していました。
10日の判決で竹下雄裁判長は、女性が死亡した事件を含め、起訴された5つの事件すべてについて喜納被告の犯行だと指摘しました。
そのうえで「被告は裁判でもうそをつき、自己保身を図るなど反省の態度が認められない。刑事責任は極めて重い」として、求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
新潟地方裁判所で行われた裁判員裁判で、喜納被告は起訴された5件の事件のうち、去年4月に雑木林で遺体で見つかった22歳の女性の事件については否認していました。
これに対し検察側は、女性の着衣から検出されたDNAの型の鑑定結果などを基に、犯行は喜納被告によるものだなどとして無期懲役を求刑していました。
10日の判決で竹下雄裁判長は、女性が死亡した事件を含め、起訴された5つの事件すべてについて喜納被告の犯行だと指摘しました。
そのうえで「被告は裁判でもうそをつき、自己保身を図るなど反省の態度が認められない。刑事責任は極めて重い」として、求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。