レンタル彼女に生首「男同士のクリスマスプレゼント」を考える(1/3)

レンタル彼女に生首「男同士のクリスマスプレゼント」を考える(1/3)

2015年12月9日

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時が過ぎるのは早いもので、2015年がはじまったと思ったらもう12月だ。
街にはクリスマスツリーが飾られ、ジングルベルが鳴る。
世の中が浮かれはじめる気配をイヤでも感じられるだろう。

しかし、そんな「浮かれ」とは無縁な人達も居る。

例えばこちらの映像作家、森翔太さん。

彼は「仕込みiPhone」で文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門を受賞するなど、新進気鋭の売れっ子の映像作家だが、こう見えてまだ31歳の独身。
普段は家に篭もってばかりで至って地味な生活をしていると言う。

更に森さん以外にもクリスマスと無縁の生活を送る独身男性が居る。

WEBライターのヨッピーさんだ。
シムシティで市長と対決したり、テレビ局と組んでCDを発売するなど「ライター」の枠を飛び出して大活躍中のヨッピーさんだが、実際の生活は「ヘドロのようなもの」だそうだ。

特にやる事が無い日はアニメの再放送を見て過ごしているらしい。

そんな二人、実は仲が良い。
お互い意識が限りなく低いので、話さなくて済む関係性は居心地が良いそうだ。
この日も公園のベンチに腰掛け、ペットの犬を散歩中のカップルに悪態をつくなどしていたらしい。

その時、おもむろにヨッピーさんが口を開いた。

「プレゼント交換でもしますか。クリスマスだし」

流石に「このままではまずい」と思ったのかも知れない。
少しは世間の波に乗らないと人間としての尊厳を失ってしまう。

「いいですね」

森さんがそれに乗った。
こうしてぼっち男性二人のプレゼント交換企画がスタートしたのである。

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