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東芝 中国の白物家電工場を売却へ
12月10日 12時14分

東芝 中国の白物家電工場を売却へ
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大手電機メーカーの東芝は、不正な会計処理の問題を受けた経営合理化の一環として、冷蔵庫や洗濯機といったいわゆる白物家電を製造している中国の工場を売却する方向で検討を進めていることが明らかになり、業績の不振が続く白物家電事業を縮小することになりました。
東芝は経営合理化の一環として、半導体の一部の事業から撤退することを決めたほか、年内をめどに不採算事業の生産体制の見直しを進めています。関係者によりますと、このうちコストの高さなどが重荷となって不振が続いている白物家電の事業について、中国・広東省にある冷蔵庫や洗濯機を製造する工場を売却する方向で検討を進めているということです。
売却先としては、中国の工場を運営する東芝のグループ会社に5%出資している、現地の家電メーカー「スカイワース」を軸に交渉を進めていて、早期の合意を目指しています。このほか、東芝は、タイやインドネシアにある白物家電の工場についても、売却や閉鎖を含めた抜本的な生産体制の見直しを検討していて、業績の不振が続く白物家電事業を縮小することにしています。
東芝はテレビやパソコンなども含め、家電事業に携わる従業員を数百人規模で削減することも検討しており、今月中に不正な会計処理の問題を受けた経営合理化策の内容を発表することにしています。

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