米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺上空を飛行中の米軍機にレーザー光とみられる強い光線が照射された事件では、威力業務妨害容疑で沖縄県宜野湾市の会社経営、平岡克朗容疑者(56)が沖縄県警に逮捕された。平岡容疑者は実業家であると同時に、M字開脚などの過激なポーズをグラビアなどで披露し、「エロテロリスト」の異名で一斉を風靡したタレント、インリン・オブ・ジョイトイさんの芸能活動を手掛けていたことが分かった。
平岡容疑者はアパレルや映像制作を手がける実業家の顔の一方で、「ヒラオカノフスキー・クラタチェンコ」とのロシア人風の名前でも活動していた。
インリンさんとのユニット「クラタノフ・オブ・ジョイトイ」を自称し、公式ホームページによると「基本は写真家、プラスアルファでマルチ・アーティスト」「猫と平和とロシヤを愛する白血病患者」などと自己紹介。「ソ連空挺部隊仕様」として、軍事用車両を思わせる濃緑色にカラーリングした軽自動車と並ぶ写真も掲載している。
沖縄で「インリンの社長」で通っていた平岡容疑者は、HPで「嫌いな物事」として「好戦的米国」と記述。自身のものとみられるフェイスブックには今年9月、「打倒!!軍国主義 打倒!!拝金主義 打倒!!日米同盟」と書き込んでいた。
copyright (c) 2015 Sankei Digital All rights reserved.