先日、栃木県内で行われるイベントにて、栃木県警のスペシャルなパトカー2台が展示されるとの情報をファン友達の方からいただき、他の予定はガン無視して行ってまいりました。
人出がたいへん多く賑わったイベントでしたが、個人的に満足に観察、撮影することができました。
車両の到着前に会場入りし、待つこと30分ほど。姿を見せたそのパトカーに子どものような興奮を覚えました。
2007年、日産自動車からの寄贈によって実現したスペシャルなこの車。高速隊鹿沼分駐に配備され、勘違いされやすい点ですがイベント専用車ではなく実際に取り締まりに使用されています。こんな目立つクルマに捕まる違反者ってどんだけ周り見てないんでしょ。ミラーなり目視なりしてればすぐ目に入りそうなもんですが・・・・・・でもコレになら捕まってもいいかなあ（殴
先にスペックを晒しておきます。
なっかなかパトカーとしては素晴らしいスペック。これには載っていませんが加速なども物凄いことでしょう。
定員が2名ということで、取締りの際は助手席の隊員が一旦車外で待機し、違反者を助手席に乗せるというスーパーVIP待遇をもって違反処理するものと思われます。羨ましすぎる車内入りたい座りたい。今回のイベントでは展示のみで乗車は出来なかったため、車内の様子も窓越しでの撮影になりました。
どこから見てもカッコいいのがこのクルマの素晴らしいところで、かつ難しいところであります。カメラ写りが一番いいアングルがパッと分からないのです。笑
適当に撮ってもカッコいいのですが、せっかくの機会ですのでうんと吟味して撮ってきましたが、いつも通り自信はござらんて・・・・・・。
写真のヘタさはクルマがカバーしてくれてる。はず。
やはりローアングルで撮るのがカッコいいでしょうか。でも上から俯瞰気味でもイケメンでした。本当にどこから見ても、です。
しかしその中でも、僕のイチオシはリアビューです。大きく出っ張ったバンパーやリアウィングは、スーパーGTに参戦しているレース車両で得た空力データを基につくられた形状とのことで、スピードを出す必要があるクルマにはまさにもってこい。ただ視覚的にカッコいいだけではなく、空気抵抗や高速走行時の車体の安定性などがしっかり考慮されたデザインなのです。
この迫力。どの車両にも負けないダイナミックなスタイルにどうにも心を奪われてしまいます。クルマから離れられない感覚に陥ります。笑
本当にカッコいい。やばい、やばいです。感動モノです。
止まっているだけでも十分ですが、これが走行している姿がまたイイ。ムービーで追いかけまわしたくなります。
一瞬も見逃したくない。そんなクルマです。
面白かったのは前面警光灯の取り付けかた。
ナンバープレートの両脇に小型のLED式のものが、わざわざバンパーにピッタリサイズを合わせた穴を開け、そこに警光灯をビルトインしています。すぐ下に、バンパーの形状的にネジ固定で済みそうな場所はありますが、警光灯の構造的にこの方法しかなかったのでしょうか、丁寧に一手間加えたつくりとなっています。
後ほどご紹介するNSXとの並び。こんなのが2台並んで会場にやってくる様子をご想像ください。チビります。
こんな感じなんですけどね。興奮しないわけないでしょうよと！
細かいところとかいろいろ数十枚撮ったんですが、とりあえず外観のみにしておきます。
いやいや本当に満足しました。早起きして栃木まで見に行った甲斐がありました。何年も前からずっと、この目で見たいという欲望があったのですが、なかなかチャンスに恵まれずにいました。今回も教えていただかなければ知ることのなかったイベント展示でした。
次の記事では相方のNSXをご紹介です。