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ロシア首相「撃墜は戦争開始の原因にも」12月9日 23時13分
ロシア軍の爆撃機が先月、トルコ軍に撃墜されたことについて、ロシアのメドベージェフ首相はインタビュー番組の中で、「ロシアに対する攻撃で、戦争開始の原因となるものだ」と事態の重大性を強調し、トルコ側を改めて強く非難しました。
ロシアのメドベージェフ首相は、9日、国内の主要なテレビ局とのインタビュー番組に出演し、ロシア軍の爆撃機の撃墜を巡るトルコとの厳しい対立について答えました。
この中で、メドベージェフ首相はトルコ軍による撃墜について、「すべての国際法に違反したロシアに対する攻撃で、戦争開始の原因となるものだ」と述べて、事態の重大性を強調し、トルコ側を改めて強く非難しました。
そのうえで「戦争は事態を悪化させるため、ロシアは、トルコに同様の対応はとらなかった」と述べ、軍事的に反撃する代わりに、ロシア人観光客のトルコへの渡航制限などの経済制裁を決めたと強調しました。
一方、プーチン大統領は、9日、イギリスのキャメロン首相と電話会談し、ロシア軍の爆撃機の飛行データなどが記録されたフライトレコーダーの解析で、イギリスの専門家の協力を求め、トルコの責任を追及する姿勢を示しています。
この中で、メドベージェフ首相はトルコ軍による撃墜について、「すべての国際法に違反したロシアに対する攻撃で、戦争開始の原因となるものだ」と述べて、事態の重大性を強調し、トルコ側を改めて強く非難しました。
そのうえで「戦争は事態を悪化させるため、ロシアは、トルコに同様の対応はとらなかった」と述べ、軍事的に反撃する代わりに、ロシア人観光客のトルコへの渡航制限などの経済制裁を決めたと強調しました。
一方、プーチン大統領は、9日、イギリスのキャメロン首相と電話会談し、ロシア軍の爆撃機の飛行データなどが記録されたフライトレコーダーの解析で、イギリスの専門家の協力を求め、トルコの責任を追及する姿勢を示しています。