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COP21 先進国と途上国が妥協点を模索
12月10日 10時16分

地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21で9日、日本政府交渉団の代表を務める丸川環境大臣が交渉のカギを握るインドや南アフリカの閣僚と相次いで会談するなど、各国は先進国と発展途上国が対立する資金支援などについて妥協点を探る動きを活発化させています。
このうち、温室効果ガスの排出量が世界第3位のインドのジャワデカル環境相との会談で、丸川大臣は先進国だけでなくインドのように経済力のある新興国も途上国を支援する側に回るべきだと主張しました。
これに対し、ジャワデカル環境相は「まず先進国が資金を出すべきだ」などと述べ否定的な見解を示したということです。
また、途上国グループの代表を務める南アフリカのモレワ環境相との会談でも「途上国が資金を出すとしても義務ではなくあくまで自主的なものだ」と慎重な見解が示されたということです。
日本政府をはじめ各国は、今週末の合意を目指して閣僚級の全体会合とは別に、2国間の会談によって先進国と途上国が、対立する資金支援などについて妥協点を探る動きを活発化させています。

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