自分はわりと娘に関する記事を書く。
娘が生まれて以来、毎日が発見の連続だし、色々と気付かされることが多く、なるほどと思うとブログに書きたくなってしまうからだ。
娘の出産の直後にブログを始めた。だから、このブログの「子育て」カテゴリは、ある意味娘の成長記録でもある。写真など直接的な情報を載せるつもりはないが、このブログの趣旨は自分の備忘録なので、何か起きると結構書いている。
そんな場末のサラリーマンであり、いまは病気で休職中の自分のブログではあるが、時々話題を集めてしまうことがある。で、ホットエントリーなんかに載ったりすると、当然アクセスが集まるわけだが、その際にはブックマークも集まる。
そのブックマークコメントの中には、なるほどと思わせてくれる物も多い。自分も唸らされたコメントや、面白いコメント、勉強になったコメントなんかには引用スターなどを付けておくことも多い。
以前はコメント欄も開放していたが、名無しで書き捨ての人との応酬がシンドくなって閉じてしまった。コメント欄だとなんだか返事をしないと失礼的な先入観があり、いつも返事を書いていたが、辛辣なコメントに対して返事を書き続けるのに疲れた。コメント欄はID表示強制にすることも出来るが、どうも再開しようと言う気が出ない。
前置きが長くなった。
このブログの子育てに関する記事は滅多に注目を集めないのだが、昨日の記事はなんだか反響が大きくなってしまった。(主語がデカいという指摘アリ。気をつけます…)
そして、ブコメではいくつか驚くべき反応があった。
ウチのブログに始めてきた人が多いのはいつものことなので、過去に自分がどんな事を書いてきたかなんて知らない人が大半だ。だから「アレルギー持ちでないとこういう事を書くのか」という反応もあった。自分は親子四代アレルギー持ちである。
その中でも一番驚いたのが、自分の事を女性だと思った人がいた事だ。
基本的に自分のブログは、戯れ言を記す「雑記」が一番多くて、その次が「ゲーム」、その次に多いのは「サッカー」に関する記事だ。ケンシロウがいれば「お前のような女がいるか」と言われてしまうかもしれない。いや、いるか…
それはさておき、ブコメとはいえ女性と間違われたのは生まれて初めてだったので驚いた。途中で「妻のママ友が…」と書いておいたのに、まさか自分が女性だと思われるとは。あと、コメントは削除したみたいだけど、昨日のエントリを増田だと思っている人もいた。びっくりした。ここははてなブログです。
自分はブログを続けていくにあたって、殆ど「ブログ論」の様なものは記事にしたことがない。あまりそういう話はしないことにしている。PV報告とか収益の話もしない。
それなりです、それなり。50万とか100万とかの月間PVがあるわけではないし、仕事しないで暮らしていけるほどの収益があるわけでもない。まあ、現状10万、20万の世界ではないけど。目標は特にない。
よく、ブログ論を書いている人は「キャラが大事」みたいな事を言っている。つまり、ブログと自分を紐付けする何かを主張する事が重要だと。それは、ブログの名前であったり、自分のハンドルネームであったり、記事や文体の統一性だったりする。
自分のブログはそういうものは殆ど気にしていない。
書きたいことをその都度書いているので、あまり一貫性も無ければ専門性もない。読者は随分増えたが、その人達が何を目当てに自分のブログを読んでいるのか、分析したことはない。
そういう感じで適当に続けてきたから、自分のブログにキャラクター性が付加されず、ゲーム記事の時は「普段はゲームの話なんてしない人が記事を書いてる」とか思われたりするのかもしれない。まあ、そもそもそういうコメントをしたくなる様な記事を書くなという話でもあるのだが、自分はライターではないので力量が不足しているのは仕方がないと思っている。
あと、以前にも書いた事があるけど、自分はそもそも目立つのが好きではない。エントリが時に目立ってしまうのは仕方ないとしても、なるべくブログでキャラが立たないように気を付けている。そういう意味では、自分の性別すら間違われるというのは、「目立たない」という自分のある意味「ブログ論」は成功しているとも言える。
ブログで有名になったり、アクセスを集めてブログ飯を狙っている人には意味がわからないかもしれないが、自分はインフルエンサーになるつもりもないし、サロン()で儲けるつもりもない。アド先生はやってますけどね。自分のブログはこれでいいのだ。
最後に、コメント自体は引用しないが、自分が女性であると勘違いするのはいいとしても、「どうしてメスは…」という様な言い方をするのはいかがなものかと思う。女性をわざわざ「メス」と表現するのは、今の世の中あまり懸命なこととは思えない。余計なお世話かもしれないけど。
てなわけで、いろいろかんちがいをされたりすることもあったけど、わたしはげんきです。
あとおとこです。
かしこ。