山里亮太が一発屋芸人の悪循環を解説 トークの腕を磨けぬほど多忙に
番組では「今年ブレーク芸能人は幸せ? ホンネ座談会」と題して、とにかく明るい安村や藤田ニコルらが、仕事についての本音トークを繰り広げた。
芸能界の移り変わりが早いという話題に移ると、藤田が「なんで芸人さんはすぐに消えちゃうの?」と、8.6秒バズーカーのテレビ出演が減ったことを例に出して尋ねた。
この問いかけに山里は、芸人が特殊な芸で有名になった場合、せっかくテレビ出演しても求められるのはそればかりになるからだと語り出す。本来ならばトークの腕前を磨かなくてはならないはずが、そうした時間も取れなくなるほど忙しくなってしまうという。
そして、しばらくこの悪循環が続くうちに、背景を知らない視聴者は「また同じことやってる!つまんねぇなぁ!」と芸人を判断し始め、やがて人気も終わりを迎えてしまうそうだ。
安村はここで飽きられないための努力を語る。テレビで「一発屋なんじゃない?」と聞かれても、安村は「僕は大丈夫ですよ。安心してください。穿いてますよ」と、否定しつつうまく自分のネタにつなげようとするのだとか。
ナインティナインの岡村隆史は一連のVTRを見つつ、「こんなんあんまテレビで言うことちゃうけど!」と指摘したが、岡村の相方である矢部直之は「山ちゃんも気持ち分かるから、真面目になってる…」と漏らし、山里に理解を示していた。
なお、南海キャンディーズが2004年の「M-1グランプリ」で準優勝を飾った当時、山里も気持ち悪いキャラを活かしたネタをしばらく続けていたという。しかし、「気持ち悪いヤツが何か言っている面白さ」でしかないことにいつしか気づき、ラジオのパーソナリティやテレビのナレーションを通じて自分に染みこんだイメージを徐々に減らしていったのだそうだ。
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