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生徒の入学あっせんした人物に謝礼金か12月10日 4時57分
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通信制のある三重県の高校で、国の就学支援金が受給資格がない複数の生徒に不正に支給された疑いがもたれている事件で、生徒の入学をあっせんした人物に1人当たり数万円の謝礼が支払われていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。東京地検特捜部は支援金の不正受給が組織的に行われていた可能性もあるとみて捜査を進めています。
三重県伊賀市の「ウィッツ青山学園高校」を巡っては通信制の課程にすでに別の高校を卒業するなどして受給資格がない複数の生徒が入学し、国の就学支援金が不正に支給されていた疑いがあり東京地検特捜部が詐欺の疑いで捜査を進めています。
高校を運営する会社と親会社のトップを兼ねる「東理ホールディングス」の福村康廣社長は9日の記者会見で、授業料として学校に支払われる支援金の一部が生徒に渡る仕組みになっていたことを明らかにしましたが、生徒の入学をあっせんした人物にも1人当たり数万円の謝礼が支払われていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。
生徒のあっせんはほかにも行われていた疑いがあるということで、東京地検特捜部は支援金の不正受給が組織的に行われていた可能性もあるとみて捜査を進めています。
福村社長はこれまでの取材に対し「会社が関与したことはない」などと説明しています。
高校を運営する会社と親会社のトップを兼ねる「東理ホールディングス」の福村康廣社長は9日の記者会見で、授業料として学校に支払われる支援金の一部が生徒に渡る仕組みになっていたことを明らかにしましたが、生徒の入学をあっせんした人物にも1人当たり数万円の謝礼が支払われていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。
生徒のあっせんはほかにも行われていた疑いがあるということで、東京地検特捜部は支援金の不正受給が組織的に行われていた可能性もあるとみて捜査を進めています。
福村社長はこれまでの取材に対し「会社が関与したことはない」などと説明しています。