2015年12月9日21時14分
東京・靖国神社の公衆トイレで11月、爆発音がして不審物が見つかった事件に絡み、建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢(チョンチャンハン)容疑者は今年3月末、約5年間勤務した韓国空軍を除隊。基地のある韓国南西部、全羅北道群山市のワンルームマンションに最近まで1人で住んでいた。
朝日新聞記者が今月6日、マンションを訪れたが、家主によると全容疑者は既に引っ越した後だった。関係者によると、全容疑者について過去、政治団体や市民運動などに参加した経歴は確認できていない。
韓国政府関係者は事件について「韓日関係に悪い影響が出ることは間違いない。世論の反応が心配だ」と述べた。別の元政府関係者は「政治的に微妙な時期だけに、日本で韓国批判の材料に使われないよう望みたい」と語った。
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朝日新聞社会部
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