【ソウル聯合ニュース】韓国政府は9日、東京都内の靖国神社のトイレで先月23日に爆発音がした事件で27歳の韓国人男性が警視庁に逮捕されたことについて、「現在、逮捕された警察署に担当領事を派遣している」と明らかにした。
韓国外交部によると、在日韓国大使館はこの日午前、日本の警察から韓国国民1人が逮捕されたとの通知を受けた。
韓国政府が担当領事を派遣したため、男性との面談が行われるとみられる。
外交部は今回の事件について、「いきさつを調べているところだ。日本側の取り調べ結果を注視しながら協力する予定」と強調した。
11月の韓日首脳会談などを皮切りに関係改善の動きが進んでいるだけに、外交当局は今回の事件が両国関係に与える影響を注視している。
男性の日本再入国に際し、日本側からの協力要請や韓日外交当局間の事前協議はなかったとされる。韓国当局は男性の今回の日本入りを事前に把握していなったもようだ。