オフィスで新しい紙を生み出す「PaperLab」

※PaperLab(ペーパーラボ)は、エプソンが開発を進めているオフィス製紙機の名称です。

-紙の未来を変える-

いつの時代も変わらない、紙の普遍的な価値は、コミュニケーションのシンプルさにあります。
見やすく、理解しやすく、記憶に残りやすい。
そして手軽に持ち運びや書き込みができる。

必要不可欠なツールでありながら、紙は限りある資源です。
プリンティングのリーディングカンパニーであるエプソンは、これまで商品を通じて、紙と深く関わってきました。
そこで取り組んだのは、紙のサイクルを変える技術の開発。
紙に新たな価値を与え、循環型社会の活性化を目指します。

オフィスでつくる、小さなサイクル

紙のリサイクルは、大きなプロセスで循環されています。

エプソンは、オフィスで完結する、小さく、そして新しい資源サイクルを提案します。

MOVIE(コンセプト)

PaperLabが生み出す、紙の新しい資源サイクルを紹介しています。(約80秒)

(注)本映像は、YouTube™のサービスを使って提供いたします。
(注)YouTubeは、Google Inc.の商標です。

実現する価値

機密文書の完全抹消

企業が外部へ委託、または内部で裁断などしている機密文書。 PaperLabなら、外部に持ち出すことなく、お客様の手元で安心して処理できます。 文書を紙繊維にまで分解するため、情報を完全に抹消します。

Upcycle(アップサイクル)

PaperLabでは、紙のアップサイクルが可能です。 結合・成形プロセスをコントロールして、紙厚の異なるオフィス紙や名刺、色や香り付きの紙、さまざまな製紙が行えます。 今後は、紙の風合いまでコントロールする研究開発を行っていきます。

環境への配慮

水を使わない技術

一般的にA4の紙1枚を作るために、コップ1杯の水が使われていますが、PaperLabは、ドライファイバーテクノロジーにより、水を使わずに紙を作ります。 世界的に貴重な資源だからこそ、水を使わない技術が必要だと考えました。そのため、給排水設備のいらない、オフィスに導入しやすいカタチが実現しました。

※機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。

CO₂排出量の削減

オフィスで紙の循環を行うことにより、紙のリサイクルプロセスがシンプルになります。これは、新しい紙の調達量を減らすとともにCO₂の削減が期待できます。例えば、紙の輸送が減ることで、トラックが排出するCO₂の削減効果は、杉の木133本分の年間吸収量に相当します

※杉の木1本当たりの年間CO₂吸収量を8.8kgとして換算。年間9トンの紙を400km輸送する場合。

Dry Fiber Technology

ドライファイバーテクノロジー

ドライファイバーテクノロジーは、繊維化、結合、成形という3つの技術から構成されています。

MOVIE(技術動画)

PaperLabが使用済みの紙から新しい紙を生み出すプロセスを、技術面から解説しています。(約150秒)

(注)本映像は、YouTube™のサービスを使って提供いたします。
(注)YouTubeは、Google Inc.の商標です。