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鉄道画家・福島尚さん「これが絵かよ!!」父も驚く写真にしか見えない絵を描く福島尚さんとは。

   

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日本信号株式会社の「第133期中間報告書」に使われている鉄道のが写真にしか見えないと、現在、大きな話題となっています。この絵のタイトルは「首都圏」作者は鉄道画家の福島尚(ふくしま ひさし)さんです。

福島尚さんの描く絵は誰にも習うことなく、すべて自己流です。

画像引用:日本信号株式会社「第133期中間報告書」

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鉄道画家、福島尚さん

生年月日:1969年9月生まれ 46歳

出身地:埼玉県日高市

性格:物静かで礼儀正しい

鉄道画家の福島尚さんは、生まれつき知的障害(自閉症)があり、昼間は施設(福祉作業所)に通い、家にいるときは寝るまでずっと絵を描く生活をおくっているとのことです。

福島さんは幼少期(4歳)から鉄道に興味を持ち、鉄道の絵を描くようになりました。小学校に進学後は電車を一日中眺めては、鉄道の風景画ばかりを描き、家族旅行では駅や電車、路線をスケッチしたり写真を撮り喜んでいたようです。

中学卒業後は、福祉施設に通い始め、10代、20代と鉄道の風景画に没頭。

父の清さんは尚さんの当時について「画力は年相応のものだった」と話す。
父・清さんは尚さんが成長するにつれて、每日アトリエを覗くことはなくなっていました。

15年ほど前(尚さんが30歳ごろ)に父・清さんが、尚さんのアトリアエを訪れた時には「これが絵かよ」と尚さんの「写真にしか見えない絵」を見て跳び上がるほど驚きました。この後も同じように驚かされることが何度もあったようです。

それまで、尚さんの絵は公開されるこはありませんでした。その後、絵画教室の講師に尚さんの話が伝わり、展覧会への出展を勧められ出展し入選。

2004年(平成16年) 市の美術展で市長賞を受賞
2004年(平成16年) 中央美術協会の展覧会で新人賞を受賞

福島尚さんの描き方は、一度見たものを記憶し、下書きもせず、記憶だけで描き上げていくようです、「NHKさいたまアナウンス日誌」によると、福島さんの描かれる絵は、目に見えるものすべてを繊細に描き出し、色が実物と全く同じ。!!

福島さんは鉄道の絵だけではなく、鉄道の模型(ペーパークラフト)や切符、路線図、時刻表などのレプリカも作っています。

材料は厚紙、模型も何も見ずに設計図を書き、作り上げていきます。

2014年1月の産経ニュースの記事によると、鉄道画家の福島尚は絵を販売して生計を立てるという状態にはなっていないようです。個人からも強い制作依頼があれば応じることもあるとのことです。

参考:NHKさいたまアナウンス日誌産経ニュース

ギャラリー喫茶 「Galeria de Cafe Limon」(ガレリア デ カフェ リモン)

埼玉県日高市にあるギャラリー喫茶「ガレリア デ カフェ リモン」では、鉄道画家・福島尚(ふくしま ひさし)さんの作品が常設展示されています。

住所:埼玉県日高市横手1-17-2

営業日:木・金・土・日曜日

営業時間:11:00~17:00

駐車場: あり約20台? ※ストリートビューで確認

最寄駅:西武池袋線 飯能駅

飯能駅からバスでのアクセス
飯能駅北口から、「西武飯能日高団地」行きの「国際興業バス」に乗車、「西武不動産営業所」バス停下車、徒歩2分(横手台自治会館 隣)

お問合せ電話番号:042-978-5353

ギャラリー喫茶「ガレリア デ カフェ リモン」

ギャラリー喫茶「ガレリア デ カフェ リモン」facebookページ

ギャラリー喫茶「ガレリア デ カフェ リモン」では、福島尚さんの作品のジグソーパズルを販売しています。税込3,000円

 

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