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【芸能・社会】土屋太鳳、山崎賢人 最後の2ショット旅行2015年12月9日 紙面から
女優土屋太鳳(20)と俳優山崎賢人(21)がこのほど、映画「orange−オレンジ−」(橋本光二郎監督、12日公開)のPRを兼ね、香川県三豊市の粟島にある「漂流郵便局」を訪れた。2人はNHK連続テレビ小説「まれ」と「orange」で約1年、恋人・夫婦役として共演してきたが、今作でいったんお別れになる。ファンから“けんたお”と呼ばれる仲良しコンビが、最後の“2ショット旅行”を大いに満喫した。 人口261人、瀬戸内海に浮かぶ小さな島に“けんたお”が降り立った。訪れたのは手紙の聖地ともいわれる漂流郵便局。今作は、土屋演じる16歳の女子高生・菜穂が10年先の自分から「手紙」を受け取り、物語が始まる。ストーリーにちなみ、公式サイトや試写会などでファンから募集した100通の手紙を特別配達員として2人が届けに来たのだ。100通の中には、劇中と同様に10年前の自分にあてたものもあったという。 100通の手紙を中田勝久局長(81)に手渡し、自らも手紙をしたため中田局長に託した。土屋は展示されている手紙を読んで「いろんな人の思いが集まる場所なのかな」と語り、「漂流郵便局に手紙を託した人に贈るメッセージ」を書いた。山崎は、今回演じた高校生・翔(かける)が10年後にはこの世からいなくなっていることから「僕は10年後、どうしているかな」と未来の自分あてに書いたという。 いま最も勢いのある2人の訪問に島民も大歓迎。去り際には大勢の島民がフェリー乗り場に駆けつけ、2人を見送った。粟島を出発した土屋と山崎は大阪に移動。関西のファンにも映画をPRし、楽しかった2ショット旅行を締めた。土屋は共演した1年を振り返りつつ「つらいことがあってもパワーをくれる」と山崎を絶賛。山崎も「支えてもらった部分も多く、心をゆだねられる」と全幅の信頼を寄せる。 「一緒に来られて本当に良かった」と笑い合った2人。近い将来、一回り成長した“けんたお”コンビが復活するか注目だ。 <漂流郵便局> 届け先の分からない手紙を「漂流私書箱」に受け付け展示する。故人やこれから生まれてくる人、物や出来事など何あてでもOK。今年11月には受け付けた手紙が1万通を超えた。日本郵便との関連はなく、2013年に現代美術家・久保田沙耶さんが瀬戸内国際芸術祭のアート作品として制作。建物は旧粟島郵便局舎を利用。通常は第2・第4土曜午後1−4時に開局。 PR情報
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