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【芸能・社会】横山由依 総監督就任 AKB48劇場で10周年記念公演2015年12月9日 紙面から
人気アイドルグループ「AKB48」が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、同劇場のオープン10周年記念特別公演を開催。全現役メンバーと姉妹グループに移籍したメンバーのほか卒業生52人が出演し、総勢171人が本拠地の誕生日を盛大にお祝いした。また、総監督の継承式が行われ、高橋みなみ(24)に代わって横山由依(23)がAKB48グループの司令塔に就任。涙ながらの熱い演説で早速リーダーシップを発揮した。 来年3月に卒業を控える高橋は、今年いっぱいでAKBとしての本格的な活動を終える。前田敦子(24)や大島優子(27)ら初期からグループを支えてきた戦友が見守るステージで、自ら後任に指名した横山にバトンを渡すときがやってきた。 継承式では両者が調印書にサインし、その場でマスコミ各社にファクスで送信。AKB始動から11年目に入ったこの日、自身も23歳の誕生日を迎えた横山は、高橋が3年4カ月にわたって背負ってきた看板を受け継いだ。 高橋は総監督の必須アイテム・拡声器をプレゼントし「由依は由依らしく、絶対に一人ではないことを忘れないでほしい。きょう誕生日ということでね、23歳とともに総監督の1日目を歩んでほしい」とエールを送った。 6日に東京都内のホテルでも開かれた10周年記念公演で卒業生たちのキラキラした姿を見て、気を引き締めなおしたという横山は、キリッとした表情でファンに向けて初仕事となる所信表明を始めた。 「AKB48のライバルはAKB48です。たかみなさんたちがつくってくれた初期のAKBに負けないくらい、もっとすごいAKB48グループをつくっていきたい。ここで約束させてください。これから10年、皆さんがこのグループを応援してよかったと思えるグループでいられるよう、みんなで力を合わせて頑張っていきます!!」 メンバーからスピーチ能力を不安視されてきた横山だが、最後は涙声で訴えかける熱弁に万雷の拍手が降り注ぎ、高橋も「すごくよかったよ」とほめたたえていた。 ◆観客わずか7人から10年で106万人に初回公演でファンがわずか7人だったAKBは今や国民的アイドルグループに成長。この日で3871回目の公演を迎えた。10年間で訪れたファンは約106万人。通算で252人のメンバー(企画ユニット除く)が立ったステージに、この日は卒業生も合わせて171人が集結し、まさに“オールスター大感謝祭”となった。 10年前に1回目の公演がスタートした午後7時。1年前に起動した10周年カウントダウン時計が「0」になると、ステージ上のメンバーは一斉にジャンプ。誕生日を祝うAKBの楽曲「涙サプライズ」が流れる中で喜びを分かち合った。 前田や大島ら卒業生も、AKBの制服姿で卒業以来初めて慣れ親しんだ本拠地でパフォーマンス。前田は「3年のブランクが不安でしたが、やっぱり劇場はいいなと。この(客席の)距離感があっという間にAKBだったころに戻らせてくれました」とニッコリ。大島も「総選挙じゃなくて、こういうのが祭りだと思います!!」と満足げだった。 PR情報
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