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農薬散布用ドローン模擬飛行
12月09日 12時45分
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農薬をまくために開発された小型の無人機、ドローンの模擬飛行が、9日、岐阜県瑞穂市で行われ、農家の人たちが性能を確認しました。
ドローンの模擬飛行には、愛知、三重、岐阜のほか、滋賀、兵庫、福井から大規模に稲作を行っている農家などの約150人が見学に訪れ、開発した群馬県高崎市のメーカーが性能などを説明しました。
このドローンは大きさが約1.6メートル四方、最大で10リットルの農薬を積むことができて、広さ1ヘクタールの田んぼに約8分間で農薬をまくことができるということです。
現在、農薬散布で使われている無人の小型ヘリコプターよりさらに小さく、価格も大幅に抑えられるということです。
見学に訪れた農家の人たちは実際に田んぼでドローンを飛ばしてみて、農薬の代わりにタンクに入れた水をまいて、操作方法や性能を確認していました。
滋賀県で農業経営をしている男性は「とても扱いやすいです。従業員の労力を減らすとともにコストカットにもつながるので、早速、導入したい」と話していました。
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