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NY原油先物価格下落 OPECの減産見送り受け
12月5日 5時36分

4日のニューヨーク原油市場は、OPEC=石油輸出国機構が原油の減産を見送ったことを受けて先物に売り注文が広がり、原油の先物価格は、一時1バレル=39ドル台半ばまで下落しました。
4日のニューヨーク原油市場は、OPECが開いた総会で加盟国の生産量について「今の水準を維持する」として目標を上回って推移している現在の生産量を容認したうえで、具体的な生産目標の決定を見送ったことから、原油の供給が過剰な状態が続くとの見方が広がりました。
このため、原油の先物に売り注文が広がり国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は一時、39ドル台半ばまで下落し、先月20日以来、およそ2週間ぶりの安値水準を付けました。
市場関係者は、「OPECが目標を上回って生産している今の水準を容認したことで、価格を維持するための減産は行わない意図がはっきりした。アメリカの原油在庫も増加しており原油価格はしばらく低い水準で推移しそうだ」と話しています。

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