トップページ国際ニュース一覧米銃乱射 過激思想に感化され独自に犯行か
ニュース詳細

米銃乱射 過激思想に感化され独自に犯行か
12月5日 18時55分

米銃乱射 過激思想に感化され独自に犯行か
k10010330991_201512052006_201512052006.mp4
アメリカ・カリフォルニア州で、男女2人が銃を乱射して14人が殺害されたテロ事件で、FBI=連邦捜査局は、これまでのところ容疑者2人が過激派組織の一員であることを示す情報はないとしていて、2人は過激な思想に感化され、独自に犯行に及んだ可能性があるとみて調べています。
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のサンバーナディーノで2日、男女2人が障害者の支援施設で銃を乱射して、14人が死亡し21人がけがをしました。
この事件では、現場から逃走したサイード・ファルーク容疑者(28)と、ファルーク容疑者の妻のタシュフィーン・マリク容疑者(29)の2人が、警察との銃撃戦の末、射殺されました。
FBIはテロ事件として事件の背後関係などについて調べていますが、これまでのところ、2人が過激派組織の一員であることを示す情報はないということです。
FBIのコミー長官は「容疑者は国外のテロ組織に思想的な影響を受けていた可能性がある」と述べ、2人が何らかの組織の指示を受けてテロを実行したのではなく、過激な思想に感化され、独自に犯行に及んだ可能性があるという見方を示しました。
FBIは引き続き、容疑者の自宅や関係先から押収した携帯電話などの解析を進め、犯行の動機などを詳しく調べています。

関連ニュース

k10010330991000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ