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10月の機械メーカー受注額 2か月連続増
12月9日 8時55分

10月の機械メーカー受注額 2か月連続増
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企業の設備投資の先行きを示す、ことし10月の主な機械メーカーの受注額は、変動の大きい船舶と電力を除いて、前の月より10.7%増えて2か月連続で増加し、内閣府は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。
内閣府が発表した機械受注統計によりますと、ことし10月に主な機械メーカーが国内の企業から受注した額は、変動が大きい船舶と電力を除いて9038億円となり、前の月より10.7%増えて、2か月連続で増加しました。
伸び率が10%以上となったのは、去年3月以来、1年7か月ぶりで、10.7%の伸び率は、今の統計の形式となった平成17年度以降、5番目に高い水準でした。
このうち、「製造業」は、エンジンやボイラーなどの受注が増え、14.5%増加したほか、「非製造業」は、鉄道車両や建設機械などの受注が増えて、10.7%増えました。
こうしたことから内閣府は、「足踏みがみられる」としていた基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。基調判断の上方修正は、ことし4月以来、6か月ぶりです。
内閣府は「受注の増加は鉄道車両など一部に限られており、今後もこの水準を維持するかは不透明だ」としています。

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