みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
今日は胃腸の検査のために内視鏡を飲みに行きます。
内視鏡ってオエってなるらしいので、今からだいぶ不安です。
風邪でセキが出てる中での内視鏡検査。
とうなることやらワクワクしますね。
さて今日は、ちょっと方向性を変えて読み物っぽいものを書いてみました。
我が家で夜中に発生した怪音についてのお話です。
深夜の怪音
タンッ――!
今の部屋に越して間もない頃、聞きなれない音で目が覚めた。
時刻は夜中の2時。
嫁たんは隣で寝ているので、彼女が発した音ではない。
「なるほど、これがラップ音ってヤツか。」
寝ぼけた頭にそんなセリフが浮かんだが、そうだとするととても怖いので即座に否定した。
何かこんな音をさせるものがあるはずだと、家の中にある物を思い浮かべる。
問題の異音は、洗面器やバケツの底を叩いた時に出る音を重たくしたような感じの音だ。
ということは、筒状か箱状になっている物に何かが落ちたことで発生した可能性が高いだろう。
筒状の物は思い浮かばない。
しいて挙げるなら洗濯機だが、洗濯機の上には足長のラックが置いてあり、物が落下するとは考えにくい。
それに洗濯機に何かが落ちた音だとしたらボンッという感じの音になるはずだ。
一方、箱状の物は色々ある。
片付いていない段ボール、お菓子を食べた後の空箱、買ったは良いけど使っていない収納ケース、飲み干した野菜ジュースの紙パックや牛乳パックも箱状だし、デスクトップPCの本体も箱だ。
しかし、そのどれも問題の異音を発生させる気はしない。
部屋を片付けた方が良い気はしたが、これは本件とは関係ないことなので置いておくことにした。
部屋を片付けると生活が快適になるのは重々承知しているが、片付けようと手が止まってしまうのだからどうしようもない。
そもそも部屋に――
タンッ――!
せっかく現実逃避をしていたのに、まさかの2撃目である。
2撃目がくるということは、物が落下したとかそういう類のものである可能性は消えるのではないだろうか。
じゃあなんだ?
音の感じから想像するに、般若の面をかぶった役者の霊が、部屋のスミで小鼓(こつづみ)を鬼気迫る表情で叩いているのではないか?
いや、面をかぶっていたら表情など関係ないのだが。
タンッ――!
またか!
タンッ――!
連続でだと!?
恐怖に震えながら、音の出所を探る。
どうやら自分のベッドからみて、部屋の中央よりやや左寄りのところから発生しているようだ。
その位置にあるモノはひとつ、うさぎのケージである。
「ぷーすけーーー!!お前かーーー!!!」
うさぎという生物は、恐怖を感じた時や、怒った時などに 、足を踏み鳴らす「スタンピング」と呼ばれるしぐさをすることがある。
通称「足ダン」、それがこの真夜中に初めて炸裂したのだった。
心霊現象でないことがわかったので、嫁たんと一緒にベッドを出てケージの前に座る。
きょとんとした顔のうさぎが、木製のうさぎハウスの上に座っていた。
どうやら般若が小鼓を叩くような異音の正体は、ぷーすけが木製うさぎハウス上で足ダンした音であったようだ。
ケージに手を入れて、ぷーすけの頭を撫でると、ゴリゴリと歯軋りをして(気持ち良い時のしぐさ)丸まった。
何を怖がっていたのか、あるいは、怒っていたのかはわからないが、これで落ち着いただろう。
「夜中にダンダンしちゃダメだよ、いい子で寝ててね」
嫁たんが一言注意を与え、部屋の電気を消した。
思わぬ安眠妨害にあったが、これで朝までぐっすり眠れるだろう。
タンッ――!
ぷーすけにはその気はないらしい。
この件で学んだこと
うさぎは鳴かないが、だからといって静かだとは限らない
ペットにうさぎを検討するなら足ダンのことを考慮するべき
「だ、である」調は書きやすい
たまにはこういうのを書いてみるのも悪くない
木製ハウスとぷーすけ。
では、今日のところはこの辺で。
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嗚呼蛙でした。