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最終更新:2015年12月8日(火) 11時45分

7−9月期GDP大幅上方修正、年率1.0%のプラスに

 今年7月から9月までのGDP=国内総生産の改定値は、年率換算で実質1.0%のプラスと先月発表された速報値のマイナス0.8%から、大幅に上方修正されました。

 内閣府が発表した今年7月から9月までのGDP=国内総生産の改定値は、物価の変動の影響を除いた実質で、前の期と比べて0.3%のプラスとなりました。これが1年続いた場合の「年率」に換算すると1.0%のプラスで、先月発表された速報値のマイナス0.8%から上方修正されました。

 新たに発表された統計を反映した結果、企業の「設備投資」が、マイナスからプラスになったことが主な要因です。

 「いい意味で市場にはサプライズにうつったと思います。基本的には歓迎したいと思います」(甘利明 経済再生相)

 ただ、依然として設備投資に慎重な姿勢を崩していない企業も多く、国内の景気の柱となる個人消費も力強さは欠けていて、景気のけん引役は不在の状況が続いています。(08日11:21)

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