ニュース詳細
ツバル首相 削減目標達成に法的拘束力を12月4日 6時28分
フランスで開かれている地球温暖化対策の会議、COP21で南太平洋の島国、ツバルのソポアガ首相は3日、「私たちの国土は水没を始め、命が危険にさらされている」と述べ、各国が提出した温室効果ガスの削減目標の達成に法的な拘束力を持たせ、温暖化対策を強化するよう訴えました。
ツバルのソポアガ首相は、3日、パリ近郊で開かれているCOP21の会場で記者会見を開きました。
この中で、ソポアガ首相は「私たちの国土は温暖化による海面上昇で水没を始め、人々の命が危険にさらされている」と訴えました。そのうえで、温暖化対策の新たな枠組みに今世紀末までの気温上昇を1.5度までに抑える目標を盛り込むことや、各国の温室効果ガスの削減目標に法的な拘束力を設け達成を義務づけるよう求めました。さらに、温暖化の被害への補償や移住などにかかる資金支援も盛り込まれるべきだという考えを示しました。
ソポアガ首相は「アメリカなどが削減目標の達成に法的拘束力をもたせることに反対し、小さな島国の声は無視されている。私たちは生存のための闘いで譲ることはできない」と強い調子で訴えました。
この中で、ソポアガ首相は「私たちの国土は温暖化による海面上昇で水没を始め、人々の命が危険にさらされている」と訴えました。そのうえで、温暖化対策の新たな枠組みに今世紀末までの気温上昇を1.5度までに抑える目標を盛り込むことや、各国の温室効果ガスの削減目標に法的な拘束力を設け達成を義務づけるよう求めました。さらに、温暖化の被害への補償や移住などにかかる資金支援も盛り込まれるべきだという考えを示しました。
ソポアガ首相は「アメリカなどが削減目標の達成に法的拘束力をもたせることに反対し、小さな島国の声は無視されている。私たちは生存のための闘いで譲ることはできない」と強い調子で訴えました。