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肥料メーカー2社が表示不適正 出荷停止を指導
12月4日 15時36分

農林水産省は、東京と神奈川の肥料メーカー2社が原料の表示が不適正だったなどとして、問題のあった肥料の出荷を停止する指導を行いました。
これは、森山農林水産大臣が閣議のあとの記者会見で明らかにしたものです。
それによりますと、指導を受けたのはいずれも肥料メーカーで、東京・北区の旭肥料と神奈川県小田原市の相模肥糧です。
農林水産省によりますと2社は、製造している肥料のうち、旭肥料はおよそ8割、相模肥糧はおよそ4割の銘柄で、実際に使っていた原料を表示していなかったり、逆に使用していない原料を表示したりするなど、法律に違反して不適正だったということです。
このため農林水産省は2社に対し、表示が改善されるまで問題のあった肥料の出荷を停止するなどの指導を行いました。
この肥料を使って作られた農産物の安全性に問題ないということです。
森山大臣は会見で、「消費者と生産者の目線を欠いた行為で極めて遺憾だ。再発防止を徹底させ、消費者と生産者の信頼回復に努めたい」と述べました。

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