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FIFA不正事件 ホンジュラス元大統領を起訴
12月4日 11時59分

FIFA不正事件 ホンジュラス元大統領を起訴
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FIFA=国際サッカー連盟の不正事件で3日、巨額の賄賂を受け取った罪などでアメリカ司法省に新たに起訴された16人の中には、中米ホンジュラスの元大統領も含まれていて、アメリカ政府はホンジュラス政府に対し、身柄の引き渡しを求めました。
FIFAの不正事件で、アメリカの司法当局は3日、新たに現職の副会長2人を含む16人を、サッカーの大会をテレビなどで放送する権利を巡って巨額の賄賂を受け取った罪などで起訴したと発表しました。
16人の中には、ホンジュラスのラファエル・カジェハス元大統領も含まれ、ホンジュラス政府は3日、アメリカ政府から元大統領の身柄の引き渡し要請を受けたことを明らかにしました。
カジェハス元大統領は1990年から4年間、ホンジュラスの大統領を務め、退任後はホンジュラスサッカー連盟の会長やFIFAの幹部を務めていました。カジェハス元大統領は、ホンジュラスの首都テグシガルパで記者団に対し、「引き渡しの要求があったことについて驚いている。どのような疑いで引き渡しを求められているのか調べる必要がある」と述べました。
FIFAを巡ってはことし5月、当時の副会長などFIFAの関係者9人を含む14人が、多額の賄賂の受け渡しに関わったなどとして組織的不正の罪でアメリカの司法当局に起訴され、ブラッター会長が辞任を表明する事態となっています。

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