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日米韓の北朝鮮問題担当高官 連携を確認
12月4日 10時52分

日米韓の北朝鮮問題担当高官 連携を確認
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日本とアメリカ、それに韓国の北朝鮮問題を担当する高官がアメリカのワシントンで協議を行い、北朝鮮の核開発問題などに対し、引き続き3か国が連携して対応していくことを確認しました。
協議は、アメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表が主催し、日本の石兼公博アジア大洋州局長、それに韓国のファン・ジュングク(黄浚局)朝鮮半島平和交渉本部長が出席して、3日にワシントンの国務省で行われました。
協議のあと石兼局長は記者団に対し、「北朝鮮に対しては実効的な圧力をかけることが重要だということや、日米韓の3か国が連携して対応することが非常に重要だということを確認した」と述べました。
また、キム特別代表は「日本側には拉致問題解決に向けた取り組みについて、また韓国側には最近の南北関係改善について、それぞれアメリカの支持を伝えた」と述べました。
北朝鮮を巡っては、核開発問題を話し合う6か国協議が、2008年の12月を最後に7年にわたって開かれない状況が続いています。日米韓の3か国は、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置を取ることを協議開催の条件としていますが、北朝鮮に前向きな対応は見られず、協議再開に向けた道筋は見えていません。

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