いじめって超楽しい!!
もしあいつをいじめるのにお金がかかったとしても絶対払う!
私は小学生の時に「いじめは超楽しい」と心の底から思いました。
私は小学校の時にある子をいじめていました。
クラスの男子5〜6人になって1人の子をいじめていたのです。
本当に最悪ですよね。
いじめはずっと昔から問題になっているトピックスです。
いじめられた子が自殺してしまうニュースもよく耳にします。
しかし「いじめ」という問題はこれだけ注目されているにもかかわらず、一向に無くなる気配がありません。
なぜでしょう?
いじめの問題ってどうしても被害者側の心情がピックアップされがちですよね。
「本当に辛かった」
「死にたかった」
「もう絶えられなかった」
こんな被害者の悲痛な叫びばかりがイメージに残ります。
なので今回は逆に
・いじめっ子はどんな感覚でいじめをしていているのか
・いじめによって得られものとは
などなど
いじめっこ側の視点からいじめを解析します。
それがいじめ問題解決の糸口になるかもしれません。
いじめは超楽しい
冒頭でも書いたように当時、私はいじめが本当に楽しいと感じていました。
「いじめは1日100円かかりますよ。」と言われてもお金を払っていたでしょう。
それくらい「いじめ」が楽しかったです。
高揚感
優越感
満足感
達成感
その全てが得られるのがいじめでした。
みなさんにもそんな経験あると思います。
いじめとまではいかなくても
「あいつてマジでキモいよね〜」
「あいつって〜に告ってフラれたたらしいよ〜超ウケない!?」
この様に誰かの悪口を言ったりしながら話している時って楽しいですよね?
それがエスカレートするといじめにつながるのです。
いじめは行為自体が楽しいからもう歯止めがききません。
大人になっても職場内でのいじめが絶えないのは単純に「いじめが楽しい」からなんです。
小学校の職場ですら、いじめは絶えません。
「いじめは楽しいこと」まずはそこをしっかり見つめなおさないと「いじめ問題」は無くなることはないでしょう。
いじめでクラスの人気者に
いじめはただ楽しいだけでなく、小学校内でのクラスの地位の向上にもつながるのです。
いわゆるスクールカーストというやつですね。
クラス内に自然と存在する「1軍、2軍、3軍」、「いけてるグループ、普通グループ、地味グループ」のようなことをスクールカースト呼びます。
いじめはスクールカーストの上昇にもつながります。
クラスの中のいじめっ子って同時にクラスでの人気者になっているパターンが多かったですよね。
これは特に小学校で顕著にあらわれると思います。
つまりいじめをすることによって楽しくてクラスの人気者にもなれるのです。
いじめがダサいという文化をつくれるかどうか?
何度も言うようですが「いじめは楽しくて、その子のスクールカーストまで上げてしまう恐ろしい行為」なのです。
だからこそ厄介なのです。
「いじめは悪いことなんだよ!」
「いじめなんてして本当に楽しいの?よく考えてごらん?」
「いじめられた子のことを考えてみなさい!」
こんなことをいじめっ子に言ったって無駄です。
善とか悪とか、他社の気持ちとか、そんなのを超越するくらい楽しいのが「いじめ」なのだから。
本当にクラスからいじめをなくしたいのなら「え。いじめなんかやってるの?ダサっ!笑」っていう文化を教室の中で作ることが大切です。
いじめ=ださい
というような風潮があれば、「いじめとはスクールカーストを下げる行為」になってしまうわけです。
これは生徒にとっては死活問題。
いじめは自然となくなるでしょう。
じゃあどうすればそんな文化って作れるのでしょう?
その答えは私の中にはまだありません。
しかしいじめっ子の視点からいじめを考えるこはいじめ問題解決の大きな近道だと思っています。
あなたはいじめについてどう考えますか?