Domestic
|
経営再建中のシャープに対し、官民ファンドの産業革新機構と主力取引銀行が、業績悪化の主因となっている液晶事業について、本体からの切り離しを求める方向で最終調整に入ったことが8日、分かった。革新機構が出資している中小型液晶大手のジャパンディスプレイ(JDI)と統合して日本連合をつくり、生き残りをかける構想を描く。
革新機構とみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行は液晶事業の再編を支援計画の柱として年内にも大枠を固め、来年の早い時期の機関決定を目指す。シャープの判断が焦点となりそうだ。
シャープ支援では台湾の鴻海精密工業が働き掛けを強めている。
ソーシャルトレンド