南北統一「必要」 韓国国民の82%=徐々に上昇
【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領諮問機関、民主平和統一諮問会議がこのほど発表した世論調査によると、北朝鮮との統一の必要性について82.1%が「必要」と回答した。「不必要」との回答は15.2%にとどまった。
同会議の世論調査で統一が必要だとの回答の割合は2013年10月の71.8%から徐々に上昇している。
朴槿恵(パク・クネ)大統領が任期中に最も重視すべき北朝鮮・統一政策(複数回答)については、南北交流・協力の拡大(44.5%)、北朝鮮核問題の解決(41.2%)、統一に向けた準備強化(28.8%)、北朝鮮住民の生活環境支援(18.0%)の順で回答が多かった。
2010年3月に発生した海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受け、韓国政府が同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)については、「北が責任ある措置を取るまで維持すべき」との回答が66.4%に達した。「責任ある措置がなくても解除すべき」との回答は23.0%だった。
調査は調査会社リサーチアンドリサーチが先月20日から3日間、全国の成人男女1000人を対象に電話で実施した。
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