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米トランプ氏 「イスラム教徒の入国禁止を」12月8日 16時27分
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来年のアメリカ大統領選挙に立候補している野党・共和党のトランプ氏は、イスラム教徒の入国を禁止すべきだとする声明を発表するなど発言を過激化させ、反発の声が上がっています。
来年11月に行われるアメリカ大統領選挙に、野党・共和党から立候補している不動産王のトランプ氏は、7日、アメリカへのイスラム教徒の入国を全面的に禁止すべきだとする声明を発表しました。
トランプ氏は同じ日、支持者を前に行った演説でも「ほかに選択肢はない。対応を決めないと、アメリカはジハード=聖戦を信じる者たちの攻撃の犠牲になる」と持論を展開しました。
アメリカでは、西部カリフォルニア州で14人が殺害されたテロ事件を受け、オバマ大統領が全米に向けたテレビ演説を行い、「アメリカとイスラム社会との戦いにしてはならない」と訴えたばかりでした。
トランプ氏の発言に対し、ホワイトハウスのローズ大統領副補佐官は「アメリカの価値観に完全に反している」と批判したほか、アメリカ国内のイスラム教徒の団体は記者会見を開き、「常軌を逸した発言だ」と非難するなど反発の声が相次いでいます。
トランプ氏は最近、イスラム教徒に対する発言を過激化させていますが、アメリカ国内でテロの懸念が高まるなか、支持率では共和党の候補者の中でトップを走り続けていて、2位に10ポイント以上の差をつけ支持を広げる傾向が見られています。
トランプ氏は同じ日、支持者を前に行った演説でも「ほかに選択肢はない。対応を決めないと、アメリカはジハード=聖戦を信じる者たちの攻撃の犠牲になる」と持論を展開しました。
アメリカでは、西部カリフォルニア州で14人が殺害されたテロ事件を受け、オバマ大統領が全米に向けたテレビ演説を行い、「アメリカとイスラム社会との戦いにしてはならない」と訴えたばかりでした。
トランプ氏の発言に対し、ホワイトハウスのローズ大統領副補佐官は「アメリカの価値観に完全に反している」と批判したほか、アメリカ国内のイスラム教徒の団体は記者会見を開き、「常軌を逸した発言だ」と非難するなど反発の声が相次いでいます。
トランプ氏は最近、イスラム教徒に対する発言を過激化させていますが、アメリカ国内でテロの懸念が高まるなか、支持率では共和党の候補者の中でトップを走り続けていて、2位に10ポイント以上の差をつけ支持を広げる傾向が見られています。