(C) Shogakukan Inc. 2015/少年サンデー第1号をクラブサンデーにて特別公開します。|WEBサンデーより引用
こんにちは、Choraです。
私は雑誌だと断然ジャンプ派なのですが、あだち充さんや高橋留美子さん、安西信行さんあたりの作品が好きでして、サンデーには割とコミックスでお世話になっていたりします。
そんなサンデーですが、市原編集長が本日こんなことをおっしゃっていました。
この度、12月2日(水)発売の少年サンデー第1号が完売してしまい、長きに渡り少年サンデーをご愛顧いただいている多くの読者の皆様が入手することができない事態となってしまいましたこと、本当に申し訳ございません。
ご贔屓いただいている連載作品の最新話をすべての読者の皆様に読んでいただきたく、少年サンデー第1号に掲載されていたすべての漫画連載、読切作品をクラブサンデーにて期間限定(12月9日0時~12月15日24時まで)ではございますが無料公開させていただきます。
「完売しちゃったので無料公開しときますね、って・・・え、そんなことある!?」と驚いていたところ、原因はアレでした。
あーはいはい、パズドラコラボね。納得。
パズドラとは
さて、置いてけぼりの方のために順をおって説明します。
まず「パズドラ」とは略称で、ガンホー・オンライン・エンターテイメント社が配信しているスマートフォンアプリ『パズル&ドラゴンズ』のことです。ジャンルはRPG×パズルで、プレイヤーはモンスターを集めて育て、バトル(パズルゲーム)をしていくという内容となっています。
下図の通り、いまや国内累計DL数は4000万DLに迫り、スマホユーザーなら知らない人はいないというほど大成功したタイトルです。
(C) HighCharts FreQuent/【3800万DL】パズドラ 国内ダウンロード数推移をグラフ化より引用
売り切れの背景は?サンデーとどんな関係が
ここで前述のコラボ企画の話になるのですが、(おそらく大人の事情によりパズドラの公式サイト上では触れられていないものの)今回完売となったサンデーには、企画の一環で「限定キャラクター(うしおととらの「とら」)のシリアルコード」が付属していました。
このシリアルコードというものはスマホゲーム界隈ではわりと一般的な仕組みで、入手したコードを特定のフォームから入力することで、ゲーム内で使える強力なキャラクターだったりアイテムだったりを手に入れられます。そして往々にして、シリアルコードで入手できるものは、シリアルコード限定であることに加え、コラボ先の販促目的もあって通常プレイによって手に入るものと比べて性能がよくなっていたりします。今回入手できる「とら」も例にもれず結構強力なキャラクターだったようです。
結果として、シリアルコードを目的にサンデーを購入するひとが現れました。
元々パズドラは膨大なプレイヤーを抱えていますから、サンデーを購入した人数自体もかなり増えたことが想像に難くありません。それどころか、買い占めするひとや、あまつさえオークションサイトで転売するひとまで続出しました。売り切れの背景には、このような経緯があったのです。
英断したサンデー編集部
今回の一件、形はどうあれ本誌を売り切ったわけですから、サンデー編集部にとっては喜ばしいことであったかもしれません。しかし、それを素直に喜ぶことはできませんでした。
というのも、毎号楽しみに購読していた読者から悲しみの声があがったからです。毎週楽しみにしていたにも関わらず、一部の心無いパズドラプレイヤーのせいで本誌が買えなかったらそりゃあ悲しくもなりますよね。とくにパズドラプレイヤーじゃなくて、新たに始めようとすら思わない方であれば、シリアルコードとか正直どうでもいいですからね。
毎号楽しみにしてくれている貴重な読者が悲しんでいるのであれば、サンデー編集部としては見過ごすわけにはいきません。それで、無料公開の決断をしたのでしょう。
以上が、週刊少年サンデーが完売し、無料公開になった背景です。
せっかく無料で読めるとのことですし、良い機会ですから、普段サンデーを読まれない方も目を通してみてはいかがでしょうか。私も久しぶりに読んでみたいと思います!
▼ここで読めますよ!
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