昨日の第52回貿易の日記念式は明るい雰囲気でなかった。「過去初めて世界6位輸出国に飛躍」と努めてカバーしたが、縮んだ輸出大韓民国の地位がそのまま表れたからだ。1億ドル輸出を達成した企業は昨年の95社から59社へと38%も減った。グローバル金融危機で直撃弾を受けた2009年水準に後退したのだ。輸出は今年に入って11カ月連続で減少した。輸出韓国の時代が終わるという懸念も強まっている。
貿易の日は「輸出の日」を継承した。1964年11月30日、大韓民国は輸出1億ドルを突破し、その日が「輸出の日」となった。2011年12月5日には貿易1兆ドルを達成した。世界で9番目だ。翌年、輸出の日を貿易の日に変えた。日にちも11月30日から、1兆ドルを達成した12月5日に移した。ところが今年はどうか。貿易1兆ドル達成はすでに不可能となった。11月まで貿易実績は8860億ドルだった。4年間続いた1兆ドル時代が今年終わったのだ。
来年以降の状況も明るくない。最大輸出国の中国は失速する景気を引き上げる十分な動力を探せずにいる。米国は来週中に利上げする見込みだ。輸出韓国にはすべて悪材料だ。価格は中国に、技術は日本に劣勢というサンドイッチ論は、いつのまにか中国よりも技術力が落ち、日本よりも価格競争力で劣る逆サンドイッチ論に拡大した。
それでも対外環境のせいにして傍観することはできない。我々ができることからすべてしなければいけない。輸出地域と品目の多角化はもちろん、主力産業の根本的な競争力向上と国家的新成長産業の発掘が急がれる。輸出企業と製品の競争力は自ずと生じるものではない。中国に差をつけて日本を押し出さなければいけない高難度作業だ。経済体質を変える質的な変化が求められる。国家改造をするほどの覚悟と実践なしには不可能だ。直ちに労働・金融をはじめとする4大改革から急いで終えなければいけない。来年の貿易の日には明るく笑うことを望む。
貿易の日は「輸出の日」を継承した。1964年11月30日、大韓民国は輸出1億ドルを突破し、その日が「輸出の日」となった。2011年12月5日には貿易1兆ドルを達成した。世界で9番目だ。翌年、輸出の日を貿易の日に変えた。日にちも11月30日から、1兆ドルを達成した12月5日に移した。ところが今年はどうか。貿易1兆ドル達成はすでに不可能となった。11月まで貿易実績は8860億ドルだった。4年間続いた1兆ドル時代が今年終わったのだ。
来年以降の状況も明るくない。最大輸出国の中国は失速する景気を引き上げる十分な動力を探せずにいる。米国は来週中に利上げする見込みだ。輸出韓国にはすべて悪材料だ。価格は中国に、技術は日本に劣勢というサンドイッチ論は、いつのまにか中国よりも技術力が落ち、日本よりも価格競争力で劣る逆サンドイッチ論に拡大した。
それでも対外環境のせいにして傍観することはできない。我々ができることからすべてしなければいけない。輸出地域と品目の多角化はもちろん、主力産業の根本的な競争力向上と国家的新成長産業の発掘が急がれる。輸出企業と製品の競争力は自ずと生じるものではない。中国に差をつけて日本を押し出さなければいけない高難度作業だ。経済体質を変える質的な変化が求められる。国家改造をするほどの覚悟と実践なしには不可能だ。直ちに労働・金融をはじめとする4大改革から急いで終えなければいけない。来年の貿易の日には明るく笑うことを望む。