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【スポーツ】<首都スポ>大学サッカー 明大のFW和泉、インカレVで有終の美だ2015年12月8日 紙面から
サッカーの第64回全日本大学選手権(インカレ)は8日、関東各地で開幕する。7日、大会記者会見が東京都文京区のJFAハウスで行われ、関東大学リーグ1部優勝の早大DF金沢拓真主将(4年・横浜Mユース)、同2位明大で、J1名古屋入りが決まっているFW和泉竜司主将(4年・市船橋)、同3位慶大で、J1新潟入り内定のMF端山豪(4年・東京Vユース)、関西学生1部2位の阪南大で、J1神戸入り内定のMF松下佳貴(4年・松山工)らが出席した。明大の和泉は昨年の大会をけがで欠場。学生最後の大会で高校以来の日本一となり、有終の美を飾る。 (関陽一郎) ◆昨年はケガで欠場自身4年ぶり、大学では初めての日本一を懸けた学生ラストバトルだ。残りは最多で4試合。和泉は本音を漏らした。「楽しみですけど、寂しさもあります」。そんな気持ちを、最後は歓喜で包みたい−。 千葉の名門・市船橋では2010年度に全国高校総体、翌11年度は全国選手権と2度の日本一に輝いている。残念ながら、大学ではリーグ戦2位が3度、総理大臣杯2度の準優勝と、頂点には縁がない。 「インカレに懸ける思いは、どこの大学よりも強いと思っています。4年間、いつも惜しいところで優勝を逃しているので、個人的にも、最後の大会で優勝したい気持ちは強いです。高校の(全国制覇の)時は、次を考えず、目の前の試合に全てをぶつけようとしていました。(今季の)明治はそれを分かっています」 昨年の大会は、リーグ戦終盤の接触プレーで腎臓を痛めて欠場した。明大は仙台大に敗れ、初戦敗退。泣きじゃくる当時の三浦龍輝主将(現柏GK)の姿をよく覚えているという。 「スタンドから見ていて、自分が出て、応援してくれるみんなや、お世話になった監督、コーチへの恩返しをしたいと、すごく思いました。今年はキャプテンですし、優勝させてあげたい。優勝に導けるよう、得点、アシストにこだわりたいです。来年、明治がさらに良くなるためのプレーや思いを、4年生が背中で見せられればと思います」 ◆10日2回戦から登場初戦は10日の2回戦。その相手は昨年敗れた仙台大か、高校時代のチームメート、DF鈴木潤がいる中京大だ。さらに、同じブロックには3年前にこの大会のベスト8で敗れた福岡大、今年の総理大臣杯決勝で敗れた関学大と因縁の相手がひしめく。 「まずは初戦をすごく大事にしたいです。去年みたいに初戦で足をすくわれれば優勝もないですから。ただ、負けた相手に借りを返せたらいいと思います。力のある選手がいるし、自分たちの力を信じてやるだけです」 J1、J2合わせて5人のJリーグ内定者がレギュラーを張る明大。その先頭に立って、和泉が明大を6年ぶりの日本一に導く。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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