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【芸能・社会】

ZARD究極ベスト4枚組52曲 デビュー25周年の来年2月10日

2015年12月8日 紙面から

ZARD=(提供元撮影)

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 2007年に死去した坂井泉水さんを中心とする音楽ユニット「ZARD」が来年でデビュー25周年を迎えるのを記念し、デビュー記念日の2月10日に究極のオールタイムベスト「ZARD Forever Best〜25th Anniversary〜」を発売することが決まった。

 作品は4枚組で全52曲入り。これまで発表した164曲の中から、「早春」「初夏」「盛夏」「秋冬」という4つの季節に似合う珠玉の名曲を、デビュー当時からのプロデューサーだった長戸大幸さんと、レコーディング・ディレクターの寺尾広さんが選曲した。

 全曲を最新の技術で再編集。高品質CD「Blu−spec CD2」を採用し、坂井さんの美声がかつてないほどのクオリティーでよみがえる。

 ミリオンセールスを記録したシングル「負けないで」「揺れる思い」「マイ フレンド」を含め、「心を開いて」「永遠」などオリコン1位獲得曲を11曲収録。過去にリリースしたベスト盤に未収録の楽曲が8曲入っている。

 中でも、坂井さん死去後にリリースされた「素直に言えなくて」は、坂井さんが作詞作曲の両方を担当した数少ない作品のひとつ。もともと2枚目シングル「不思議ね…」のカップリング曲だったが、倉木麻衣(33)をコーラスに加えて再アレンジし09年5月に通算45枚目のラストシングルとして発売された。

 初回限定盤には坂井さんの代表的な写真と未公開写真で軌跡をたどるフォトブックと、99年発売のベスト盤購入者から抽選で選ばれた600人だけが招待された船上ライブの映像を携帯電話などで視聴できるIDカードが封入される。ZARDにとっての初ライブでもあり、貴重な映像だ。

 「マイ フレンド」が主題歌になった「スラムダンク」の再放送や、日本テレビ系「24時間テレビ」で毎年歌われる「負けないで」などの効果で、20代や30代のZARDファンが増えているという。坂井さんの歌声は世代と時を超えて永遠に受け継がれていく。

 

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