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【プロ野球】

阪神ドラフト1位・高山 「掛布ロード」歩む

2015年12月8日 紙面から

金本監督を中心に、笑顔でポーズを決める阪神の新入団選手=大阪市内のホテルで(田中太一撮影)

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 阪神は7日、大阪市内のホテルでドラフト指名選手の入団発表を行い、1位・高山俊外野手(22)は「掛布ロード」を歩んでいく覚悟を決めた。プロ通算349本塁打を放ち、ミスタータイガースとして愛された掛布雅之2軍監督(60)は、同郷・千葉県の大先輩。縦じまに袖を通したドラ1ルーキーは、晴れやかな表情で語った。

 「千葉で同じですし、掛布さんのように阪神タイガースを背負っていけるような選手になりたいと思います」

 金本監督から期待される「長打力」に磨きをかけ、挑むプロの世界。10月26日に修復手術を受けた右手有鉤(ゆうこう)骨の状態を考慮され、来春は2軍キャンプスタートの可能性もある。そうなれば背番号31の下で、猛虎戦士としての第一歩を踏み出すことになる。

 また、自身が背負う「背番号9」についての考えを明かした。

 「『背番号に追いつけるように』というよりは、僕なりに一生懸命やって自分の番号に変えていきたいです」

 「9」は在籍6年間で1020安打を放ち、今季限りで退団したマートンの番号。だが過度な意識はない。「高山色」に染めていき、虎党に興奮を届ける。

 新入団選手発表で決意を新たにした。ナンバー9の「掛布2世」が故郷を離れ、関西の地で大きく羽ばたく。 (中野雄太)

 

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