新ポスターを公表、岐阜県美濃加茂市「セクハラ」批判で変更

岐阜県美濃加茂市の観光協会が公表した新しいポスター（同市提供） Photo By 共同

　岐阜県美濃加茂市の観光協会制作のアニメキャラクターを使ったポスターに「セクハラだ」と批判が相次ぎ、絵柄の変更を決めた問題で、観光協会は７日、新しいポスターを公表した。

　美濃加茂市によると、新しいポスターは昨年８月に協会が作った観光用パンフレットの表紙の絵柄を使用。同市が舞台のアニメ「のうりん」のキャラクターが、アイドルのコスチュームや作業着姿で描かれている。

　観光協会は今年１１月、市内の飲食店などを巡るスタンプラリーのＰＲをするため「のうりん」のキャラクターを使用したポスターを作り、画像をツイッターに投稿。「胸を強調しすぎている」などと批判が集中し、今月に入って絵柄の変更を決め、掲示していた店舗に撤去を要請していた。

　市は「新しい絵柄は、過去に使用したイラストの中から批判に配慮して選んだ」としている。８日以降、スタンプラリー参加の店舗に配布する。