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人材確保へ 修学旅行生招き工場見学 埼玉・川口12月3日 21時16分
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ものづくりが盛んな埼玉県川口市で、将来の労働力確保につなげようと、新潟県から修学旅行生を招いて鋳物工場などを見学する取り組みが行われました。
この取り組みは、人材不足に悩む地場産業の魅力をPRしようと、川口市の商工会議所がことしから始めたもので、3日は新潟県三条市の工業高校の2年生76人が、グループに分かれて20余りの工場などを見学しました。
このうち、マンホールなどの鋳物を作る工場を訪れたグループは、キューポラと呼ばれる溶解炉で鉄を溶かす様子や、職人が溶かした鉄を鋳型に流し込む様子を間近に見ながら、工場の関係者から「炉の内部の温度は1500度まで上がる」などと説明を受けていました。
参加した生徒は「川口市はものづくりが盛んな街だとは知っていたが、実際に見学しておもしろかった。県外で就職するなら選択肢の1つとして考えたい」と話していました。川口商工会議所の飯島法敬さんは「少子高齢化の影響で人材不足が深刻な中小企業が多いので、こうした取り組みで、一人でも多くの若者に川口の産業に興味を持ってもらいたい」と話していました。
このうち、マンホールなどの鋳物を作る工場を訪れたグループは、キューポラと呼ばれる溶解炉で鉄を溶かす様子や、職人が溶かした鉄を鋳型に流し込む様子を間近に見ながら、工場の関係者から「炉の内部の温度は1500度まで上がる」などと説明を受けていました。
参加した生徒は「川口市はものづくりが盛んな街だとは知っていたが、実際に見学しておもしろかった。県外で就職するなら選択肢の1つとして考えたい」と話していました。川口商工会議所の飯島法敬さんは「少子高齢化の影響で人材不足が深刻な中小企業が多いので、こうした取り組みで、一人でも多くの若者に川口の産業に興味を持ってもらいたい」と話していました。