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スマホで多言語案内 五輪に向け実験開始
12月3日 18時23分

スマホで多言語案内 五輪に向け実験開始
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本を訪れる外国人の利便性を高めようと、パナソニックとNTTは共同で、3日から羽田空港の国際線ターミナルでスマートフォンをかざすとさまざまな言語の案内が表示され、移動を手助けする技術などの共同実験を始めました。
このうち、パナソニックは専用のアプリが入ったスマートフォンを電子看板にかざすと、LEDの信号を読み取って、空港内のレストランや店舗、さらに目的地までの交通情報などをさまざまな言語に翻訳してスマートフォンの画面に表示する技術を開発し、実験では外国人がスムーズに空港内を移動できるかを検証します。
また、NTTは出国手続きの混雑の状況を時間帯ごとに予測し、空港の2つの出発口のうち、どちらがすいているかなどの情報をロビーの壁面に投影する実験などを行っています。実験を通じて混雑状況のデータを蓄積し、より多くの利用者に活用してもらうための方法を検討するということです。
パナソニックとNTTは来年3月末まで実験を行い、2020年を前にこうした技術の実用化を目指したいとしています。
パナソニックの村上茂樹さんは「自分たちの多言語翻訳や誘導案内の技術をさらに磨いて、2020年に向けて、誰もが利用しやすいものを提供したい」と話しています。

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