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子育て世代に「洗えるスマホ」KDDI
12月3日 15時21分

子育て世代に「洗えるスマホ」KDDI
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大手通信会社のKDDIは小さな子どもが触ったり口に入れても安心して利用できるようハンドソープなどで洗うことができるスマートフォンを発表しました。
KDDIは従来の製品よりも防水機能を高めた新しいスマートフォンを発表しました。泡が出るタイプのハンドソープなどで洗うことができる設計になっています。子育てをしている親世代を主な顧客層として狙っており、小さな子どもがスマートフォンを触ったり、口に入れても安心して利用できることをうたっています。
KDDIによりますと泡が出るタイプのハンドソープは水よりもスマートフォンの隙間から内部に入りやすいということです。このため、端子を覆うキャップの構造を変えるなど防水機能を高めたうえで、実際に開発段階で700回以上、ハンドソープで洗う実験も行ったということです。また、料理をしているときにも使えるよう、ぬれた指で画面を触っても操作することができます。
開発したKDDIプロダクト企画1部の山下明子グループリーダーは、「私自身も子どもがいて、子どもは何でも口に入れてしまうので、スマホが洗えればいいのにと思って開発した。子育て世代に使ってほしい」と話していました。スマートフォンは広く普及し、端末の差別化が難しくなっていますが、顧客層を絞り込んで機能を強化することは新たな試みとして注目されそうです。

各社 相次ぎ新端末

この冬から春のシーズンに向けて、ほかの大手通信会社も新たな端末を相次いで打ち出しています。
NTTドコモは、今のハイビジョンより画質が鮮明な4Kで撮影ができるカメラだけでなく、再生ができるディスプレー画面も搭載したスマートフォンや、この会社としてはこれまでで最も速い通信速度に対応したスマートフォンなどを発表しています。
またソフトバンクは、いわゆる「ガラケー」と呼ばれる従来の携帯電話のように折りたたみ型で、ボタンによる操作ができる一方でスマートフォンに近い機能も搭載した、「ガラホ」とも呼ばれる携帯電話を新たに3機種発表しています。

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