トップページ社会ニュース一覧飲酒ひき逃げ 4人死傷 2審も懲役22年
ニュース詳細

飲酒ひき逃げ 4人死傷 2審も懲役22年
12月8日 13時41分

飲酒ひき逃げ 4人死傷 2審も懲役22年
k10010333641_201512081411_201512081412.mp4
去年、北海道小樽市で酒に酔って正常な運転が困難な状態で車を運転し、女性4人をはねて3人を死亡させたとして,危険運転致死傷などの罪に問われた32歳の男に対して、2審の札幌高等裁判所は「身勝手かつ卑劣な行為で、厳しい非難を免れない」と指摘して、1審と同じ懲役22年の判決を言い渡しました。
札幌市の無職、海津雅英被告(32)は去年7月、小樽市の路上で酒に酔って正常な運転が困難な状態で車を運転して、海水浴帰りの女性4人をはねて3人を死亡させ、1人に大けがをさせたとして、危険運転致死傷とひき逃げの罪に問われました。
8日の2審の判決で、札幌高等裁判所の高橋徹裁判長は「被告はスマートフォンの画面を見るため、ほぼ前方を見ないまま運転しており、アルコールの影響で正常な運転が困難な状態だったと認められる。危険運転致死傷罪を適用した1審の判決に誤りはない」と指摘しました。そのうえで「4人を救護せずに現場から逃走したことは、身勝手かつ卑劣な行為で、厳しい非難を免れない」として、海津被告に対し1審と同じく懲役22年を言い渡しました。
判決について、被告の弁護士は上告を検討するとしています。

関連ニュース

k10010333641000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ