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日中与党交流協議会 6年ぶり再開
12月3日 18時28分

日中与党交流協議会 6年ぶり再開
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自民・公明両党と中国共産党との政党間交流、「日中与党交流協議会」が3日、中国を訪問している自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長らも出席して、6年ぶりに再開されました。
北京で開かれた「日中与党交流協議会」の開幕式には、日本側から、自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長らが、中国側からは、中国共産党で、先月まで12年間にわたって中央対外連絡部長を務めた王家瑞全国政治協商会議副主席らが出席しました。
この中で、王氏は、「中国と日本はアジア発展のエンジンで、地域と世界の繁栄に力を尽くすよう努力しよう」と呼びかける一方、「歴史認識の問題で、中国の人民と世界の神経を逆なですることは望まない」と述べました。
これに対して、谷垣氏は、「日中関係は改善基調にある。隣接する大国どうし、摩擦や困難も多いが、胸襟を開いた対話の積み重ねが重要だ」と述べたほか、井上氏も、「関係が冷え込まないように、協力できる実務的分野を拡大する必要がある」と述べました。
自民・公明両党と中国共産党は、平成18年から政党間交流を行ってきましたが、政権交代や両国の関係悪化の影響もあって、平成21年を最後に交流が中断していて、今回、6年ぶりの開催となりました。「日中与党交流協議会」は、4日まで開かれ、経済発展に向けた協力の在り方などについて意見を交わすことにしています。

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