【RIZIN】曙 サップとの再戦はSBルール「自分は変わった。勝ちに行く」
2015年12月08日 12時57分
新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」(29、31日、さいたまスーパーアリーナ)で12年ぶりに再戦する元横綱・曙(46)とボブ・サップ(42)が8日、都内で記者会見を行った。
前回はK―1ルールで行われたが、今回はスタンディングでの関節、絞め、投げ技ありのシュートボクシング(SB)ルールに決定。両者は大みそか大会で激突し、レフェリーはSB創始者・シーザー武志(60)が務める。
壇上で曙は「僕は12年前に負けて、ずっと苦しみ悔しみ、それを心の奥の奥まで押し込んで毎日過ごしてきた。いずれはリベンジしたいと思っていた矢先にこの話がきた」と再戦への経緯を語り「二度と苦しい思いはしたくない。自分は変わったと思っているんで、変わったと判断されてもらえる試合をする。絶対勝ちに行きます」と一際声に力を込め決意表明。
一方、サップは「前回は格闘技の歴史を作った。ある意味遺産だと思う。同じぐらいのことをやる覚悟だ。エキサイティングな試合になる」と余裕の表情で返り討ちを宣言していた。
高田延彦統括本部長(53)は「視聴率的にも頂点を極めた伝説のカード。当事者だがファンの気持ちで高揚している」と語り「万が一、曙がリベンジしたら1勝1敗ですよね。来年3回目を期待してもいいのかな?」と爆弾発言。これには曙も「(来年は)47歳ですよ…」と苦笑するしかなかった。
またK―1ルールによる追加2カードも発表。29日大会で、HIROYA(23)VS西浦“ウィッキー”聡生(32)、31日大会ではK―1初代55キロ級王者・武尊(24)がヤン・ミン(20=中国)を迎え撃つ。
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