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診療報酬改定 医師人件費など引き上げを12月8日 12時43分
日本医師会の横倉会長は総理大臣官邸で安倍総理大臣と面会し、来年度の診療報酬改定について、医師の人件費や技術料などの「本体」部分を引き上げるよう要請しました。
医療機関に支払われる診療報酬の来年度の改定を巡っては、政府が年内に全体の改定率を決定することにしていて、日本医師会の横倉会長は8日、総理大臣官邸を訪れて安倍総理大臣と面会しました。
この中で横倉会長は、診療報酬のうち、薬などの価格である「薬価」部分が引き下げられる見通しとなったことを踏まえ、「薬価が下がる分は医師の人件費や技術料などに充てるのが、今までの慣例だ」と指摘しました。そのうえで、横倉会長は「少子高齢化社会のなか、地域医療を確立していかなければならない」と述べ、医師の人件費や技術料などの「本体」部分を引き上げるよう要請しました。
これに対し、安倍総理大臣は「全体を見て、よく考えたい」と述べたということです。
診療報酬の改定を巡っては、全体の改定率がマイナスとなる公算が大きくなっていますが、「本体」部分を巡って調整が本格化しています。
この中で横倉会長は、診療報酬のうち、薬などの価格である「薬価」部分が引き下げられる見通しとなったことを踏まえ、「薬価が下がる分は医師の人件費や技術料などに充てるのが、今までの慣例だ」と指摘しました。そのうえで、横倉会長は「少子高齢化社会のなか、地域医療を確立していかなければならない」と述べ、医師の人件費や技術料などの「本体」部分を引き上げるよう要請しました。
これに対し、安倍総理大臣は「全体を見て、よく考えたい」と述べたということです。
診療報酬の改定を巡っては、全体の改定率がマイナスとなる公算が大きくなっていますが、「本体」部分を巡って調整が本格化しています。