アユートは12月11日、iriver社が提供する「Astell&Kern」シリーズ初となるCDリッピング専用ドライブ『Astell&Kern AK CD-RIPPER』を発売します。直販サイトでの価格は4万4980円(税込)。
『Astell&Kern AK CD-RIPPER』は、2015年2月発売のHi-Fiネットワークオーディオプレイヤー「Astell&Kern AK500N」に搭載したCDリッピング機能に準拠し、高い読み取り精度を実現した外付けCDドライブです。CDの回転で発生する振動を最小限に抑え、読み込みエラーを防ぐため、フローティング構造のスプリングダンパーを本体底部に備えているのも特徴です。
リッピング時は、ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「Astell&Kern AK380 / AK320 / AK240 / AK120II / AK100II」、あるいは近日発売予定の「AK380 / AK320」用クレードルとOTGケーブルで接続することで、『Astell&Kern AK CD-RIPPER』に挿入したCDの音源データを直接オーディオプレーヤー内に書き込めます。
さらに、オーディオプレーヤーのネットワーク機能を利用してGracenote社のデータベースにアクセスし、アルバム名や曲名といった楽曲情報も取得します。
リッピング可能なファイル形式はWAV/FLAC、リッピング速度はNormal/Fast/Very fastの3段階から選択可能。オーディオプレーヤーに新しく提供される「オートマティックCDリッピング」機能をオンにし、オーディオプレーヤーの通知バーに表示されるアイコンをタップするだけで、すぐにリッピングを開始できます。
本体の大きさは149×150.5×36.3mm、重さは約790g。電源は、同梱のmicroUSBケーブルと、対応ACアダプター(別売)を使って供給します。
一般的なCDドライブを使ったリッピングでは音質に不満が残る、という人に試してもらいたい製品です。