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温室効果ガス削減と経済成長 両立の取り組み紹介
12月8日 8時42分

フランスで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP21で、アジア諸国に再生可能エネルギーや電気自動車などの日本の先端技術を導入することで温室効果ガスの削減と経済成長を両立させる取り組みが紹介されました。
パリ近郊のCOP21の会場で日本政府や研究機関などが開いたこの催しでは、丸川環境大臣が「アジアでは今、温暖化対策とバランスを取った経済成長が求められています」とあいさつしました。
このあと、東南アジア各国の政府関係や研究者などが、日本の技術を活用して低炭素社会を目指す取り組みを紹介しました。
このうち、マレーシアのクアラルンプール近郊で進められている事例が紹介され、東京都や京都大学などの助言で公共バスに電気自動車を導入したり、自転車の専用レーンを整備したりすることなどで、都市開発と温室効果ガス削減を両立していることが紹介されました。
ほかにも、日本の研究機関の研究員がベトナムやカンボジアに再生可能エネルギーを導入することなどで、削減した一部を日本の削減分として活用できる仕組みなどについて説明しました。
会場にはCOPの交渉に参加しているさまざまな国の担当者らが集まり、先進的な技術導入に熱心に耳を傾けていました。

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