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米 銃乱射事件 犯行の数日前に射撃の練習
12月8日 9時30分

米 銃乱射事件 犯行の数日前に射撃の練習
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アメリカ、カリフォルニア州で男女2人が銃を乱射し14人が殺害されたテロ事件で、2人は犯行の数日前に射撃場で射撃の練習を行っていたことが分かり、FBI=連邦捜査局は、周到に準備をした計画的な犯行の疑いがあるとみて調べています。
この事件は、カリフォルニア州サンバーナディーノの障害者の支援施設で2日、男女2人が銃を乱射して14人が死亡、21人がけがをしたもので、現場から逃走したサイード・ファルーク容疑者(28)と妻のタシュフィーン・マリク容疑者(29)の2人が、警察との銃撃戦の末、射殺されました。
FBIは7日記者会見を行い、2人が事件の数日前にロサンゼルス地域にある射撃場で射撃の練習を行っていたことを明らかにしました。
また、2人の自宅などから押収された5丁の銃は2007年から2012年にかけて合法的に購入され、このうち3丁はファルーク容疑者自身の名義で、また、2丁は知人の男性の名義で購入されていたことを明らかにしました。
2人の関係先からは、銃のほか、大量の弾薬や爆弾の材料なども見つかっていて、FBIは、周到に準備をした計画的な犯行の疑いがあるとみて調べています。
一方、犯行の動機に関連して、FBIは記者会見で、「2人とも過激な思想の影響を受けていた」と述べましたが、いつごろからどのように影響を受けたのか詳細は不明で、2人が海外の過激派組織などから指示を受けていたことを示す情報も依然として無いということです。FBIは、海外の捜査機関などとも協力をして、事件の背後関係について引き続き調べています。

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